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地球温暖化問題は、近年、ますます深刻な社会的課題となっており、本市に求められる役割もますます重要となっています。
このたび、本市域の地球温暖化対策の方針を定めた「たかつき地球温暖化対策アクションプラン」が、令和2年度をもって計画期間の満了を迎えたことから、世界や国における取組状況や本市に求められる役割等を踏まえ、新たな「第2期たかつき地球温暖化対策アクションプラン」を策定しました。
本計画では、市民・事業者・行政の各主体に求められる役割と、再生可能エネルギーの活用や環境に配慮した選択・購買の促進等、地球温暖化対策として実効性のある取組を示しており、市民一人ひとり・それぞれの事業者・行政が一丸となって本計画に示す取組を積極的に推進していくことで、市域から排出される温室効果ガスを削減し、低炭素なまちづくりを進めていくことを目的としています。
本計画の策定にあたっては、学識経験者、市民、事業者等が参画する「高槻市地球温暖化対策実行計画協議会」などの意見を踏まえ、計画案の検討を行いました。
2021(令和3)年度から2030(令和12)年度までの10年間とします。
2030(令和12)年度までに、2013(平成25)年度比で温室効果ガスを30%削減します。
市民・事業者・行政がそれぞれの立場で取り組むとともに協働しながら、温室効果ガスの削減を着実に積み上げることが求められています。
日常生活において、温室効果ガスの排出を抑制するための取り組みを積極的に行うよう努め、市等が実施する地球温暖化防止にむけた取り組みに参加・協力します。
自らの事業活動や関連事業者において排出される温室効果ガスの抑制に積極的に努め、市等が実施する地球温暖化防止に向けた取り組みに参加・協力します。
魅力あるまちづくりを進めて行く中で、地域特性を活かしながら、地球温暖化対策を率先して実施するとともに、関係機関等と連携を図りながら市民・事業者の意識向上を促します。
近年の地球温暖化の状況や市域の様々な実態を踏まえた、本市における地球温暖化対策の方向性は次のとおりです。
温室効果ガスの排出の少ない快適な建物と自動車に変えていこう
日々の暮らしや仕事の中で省CO₂となる選択を習慣づけよう
便利・快適でみどりあふれる低炭素なまちをつくろう
限りある資源の利用を減らすとともに、ごみにせず循環させよう
気候変動のリスクを知り、暮らしや事業活動への影響が小さくなるように備えよう
本計画の策定にあたり、市民・事業者の皆さんの地球温暖化に対する意識などをお伺いし、今後の地球温暖化対策を進める際の参考とさせていただくために、アンケートを実施しました。