近所付き合いでフレイルを予防しましょう
フレイル(加齢とともに運動機能や認知機能などが低下していく状態)を予防するために有効な対策の一つが「社会とのつながりを持つこと」です。特に、対面での交流が効果的であることが研究で分かっています、一方、普段から家族以外と顔を合わせることがなく、社会的に孤立していると感じる人は、近所の人に一声かけてみませんか。近所付き合いは健康を維持するポイントになります。
「もう一言、プラス1」活動、始めてみませんか
近所付き合いで「こんにちは」と交わすあいさつ。このあいさつに続く「週末はどこか出かけましたか」「最近、この近くに新しいお店ができたみたい」など、二言目が出せると一気に仲良く会話ができるようになります。また、立ち話をする関係づくりは介護が必要になるリスクを減らせます。もう一言、プラス1活動を始めてみませんか。
脳の前頭葉を働かせて意欲を引き出しましょう
意欲を司る脳の前頭葉が衰えると外に出かけることや人と会話をすることが億劫になってしまいます。脳の中でも前頭葉は衰えやすい部分であり、40歳代から萎縮が始まります。そのため、年齢とともに何をするにもやる気が出なくなったという人もいるのではないでしょうか。しかし、普段から前頭葉を働かせていると機能維持することは可能です。そのためには新しいことにチャレンジすることが効果的です。新しくできたお店に行ってみる、使ったことのない食材を使って料理をしてみるなど日々の生活に刺激を取り入れるようにしましょう。
脳の前頭葉は自分のことを話すときも活発に働くそうです。すこやかエイジング講座 上級 社会参加 では相手に上手く伝える方法を学び、学んだことを活かして自分の趣味や好きなことを発表するというワークショップをします。普段話さない相手と話すきっかけにもなりますので、ぜひご参加ください。