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スタート すこやかエイジング 睡眠と健康のステキな関係 メカニズムを知って良い眠りを

ページID:099300 更新日:2023年7月28日更新 印刷ページ表示
よく眠れていますか?「良い眠り」とは、単に長く眠ることではなく、体と脳をしっかり休ませることです。眠りの質が上がるとホルモンバランスが整えられ、生活習慣病予防になり、また脳に老廃物がたまらず認知症の予防にも密接に関係します。「良い眠り」のため、睡眠のメカニズムを知り、自分の睡眠に目を向けてみましょう。

より良い睡眠は規則正しい生活習慣から

睡眠は「睡眠欲求」と「覚醒力」に深く関係しています。私たちは日中、活動を続けていると脳に疲労がたまり、休ませたいという睡眠欲求が強くなります。
一方、その欲求に打ち勝って、活動できるようにしているのが覚醒力です。この睡眠欲求と覚醒力のバランスを保つことで良い睡眠を得られます。そのカギとなるのが、規則正しい生活で「体内時計」を整えることです。
テスト

睡眠ホルモン「メラトニン」 光の浴び方が分泌のカギ

脳から分泌されるメラトニンは体内時計に働きかけ、自然な眠りを誘います。目覚めて14時間から16時間くらい経過すると分泌され、徐々に眠気が感じられるようになります。
分泌は主に光により調節されます。寝る前のパソコン・スマホや明るい室内での就寝などは分泌が減り、眠りづらくなります。また朝、光を浴びると体内時計がリセットされます。
起床時間が2時間ずれると体内時計は乱れてしまいます。体内時計を整え、メラトニンを適切に分泌させるため、規則正しい生活を心掛けましょう。

Check 良い眠りのためのポイント

(1)朝日を浴びる

人の体内時計は24時間より長め。リセットには朝の光が一番です

朝日を浴びている写真 

(2)朝食をとる

メラトニンを作るタンパク質とビタミンを意識して食べましょう

食卓の写真

(3)体を動かす

30分程度のウォーキングでメラトニンのもと(セロトニン)を増やしましょう。

ウォーキングの写真