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29日、市は大阪府森林組合と、暴風雨などの自然災害で市山間地域等に被害が発生した場合に、同組合が持つ森林災害を復旧させた経験と木材を再資源化する技術を生かし被害の拡大防止と迅速な復旧を行うことを目的とした協定を府内で初めて締結しました。
本協定では、暴風雨その他の異常な自然現象等により、市山間地域等に災害が発生した場合に、同組合が危険倒木等の伐採や除去、伐採木等の収集運搬業務、伐採木等の保管及び処分を実施することを定めるとともに、同組合から動員される人員と資機材の数量をあらかじめ確保しておくことを定め、迅速な災害復旧への着手を実現させます。この日行われた締結式で、同組合代表理事組合長の栗本修滋さんは「組合が持つ技術を活用し、全力で災害からの復旧に取り組む」と意気込みを語り、濱田市長は「将来の災害発生に備えるため協定締結は大変有意義。今後は両者がさらに連携を深め、防災力向上に努めていく」と話しました。