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1日、大塚町の淀川堤防にある大塚切れ洪水記念碑前で、濱田市長らが参加し、伝承式が実施されました。
「淀川大塚切れ」では、大正6(1917)年10月1日、台風による連日の大雨で淀川の水位が上昇し、大塚地区の堤防が約200メートルにわたって決壊。淀川右岸一帯で被災戸数が15,358戸、被災人口は約65,000人と甚大な被害が発生しました。伝承式は、この大水害の教訓を後世に伝えるために実施しているもので、当日は、濱田市長と近畿地方整備局淀川河川事務所長のほか、淀川河川事務所と市の職員約25人が集合。漢文で刻まれた洪水記念碑の要約文を参加した職員全員で読み上げ、参加者は水害から市民の生命・財産を守り続けていく決意を新たにしました。