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令和5年度第2回高槻市社会福祉審議会地域共生社会推進部会の議事録

ページID:113763 更新日:2023年12月25日更新 印刷ページ表示

第2回 高槻市社会福祉審議会 地域共生社会推進部会 議事録

会議の概要

会議の開催日時

令和5年11月17日(金曜日)午後2時00分から3時00分

会議の開催場所

高槻市役所 本館3階第2委員会室

公開の可否:可

事務局(担当課)

健康福祉部地域共生社会推進室

傍聴者数

5名

出席委員

吉里泰雄 筒井のり子 池田美保子

漆原由香利 尾崎貞宣 片岡優紀

清水梅乃 高須賀嘉章 竹内悦子

遠矢家永子 永田栄市 松田貞男

森朋宏

議題

(仮称)地域共生ステーションの整備について

配布資料

1 (仮称)地域共生ステーション整備基本計画骨子案

参考資料

1 高槻市社会福祉審議会地域共生社会推進部会委員名簿

2 (仮称)地域共生ステーション整備基本構想

議事録

1 開会

委員出席状況確認

傍聴希望者状況確認

2 案件

(1)(仮称)地域共生ステーションの整備について

資料1及び参考資料1,2に基づき、事務局から説明。
また、説明に対して、質疑応答。

(委員)
【資料1 p.10】 5-(2)WEBアンケートの結果について
アンケート結果の中に外国人市民の方の意見は入っているのか。

(事務局)
外国人の方のみを対象にアンケートを取るということは行っていない。また、WEBアンケートについては無記名で行っているので、回答いただいた方の中に外国人の方がいらっしゃるかどうかはわからない。

(委員)
高槻には4246人、65か国に及ぶ外国籍の方がいらっしゃる。また、昨年から今年にかけて約500人増えている。今後も外国人の方は増えていくと考えられるので、具体的にこの地域にどれくらい外国人の方がいらっしゃるかを把握した上で、その方たちにとっても居心地の良い場所にしてもらいたい。

(委員)
【資料1 p.13】 5-(3)めざす地域共生社会モデル像について
資料では「障がいの有無」という表現になっているが、精神障がい、知的障がい、身体障がい、手話のできる聴覚障がいの方、できない方など障がいの種別は多岐にわたっている。地域共生ステーションが謳っている「誰もが」「みんなが」「全ての人が」というところをしっかりと踏まえて、色々な方の意見を聞きながら具体化していただくことを要望しておく。

(委員)
【資料1 p.14-15】 5-(4)導入施設・規模について
本を介して人と人とが出会う、コミュニケーションを取るということが今非常に重要視されているが、書店等の施設の導入予定はあるか。また、脳を使うという観点から、本やボードゲームなどのアナログ的なものに関連する施設や機能をぜひとも取り入れてほしい。

(事務局)
現段階では、具体的な導入施設や機能は決まっていない。書店に限らず、図書コーナーの必要性など、今後運営開始に向けて検討を進めていく。

(委員)
【資料1 p.16-17】 5-(5)土地利用計画(一例)について
障がい者や障がい者のご家族の方は、トイレの数を一番心配している。図面を見ると二カ所しかないので、もう少し増やしていただきたい。

(事務局)
資料上は屋外に二カ所、(仮称)地域共生センターの1階と2階に一カ所ずつとして表記している。本日お見せした図面はあくまでも一例であり、ここからさらにいただいた意見などを踏まえながら、来年度、詳細な部分を決定していく。

(委員)
新しくできた他の施設のトイレで、子ども用便器がなくて困るといったことや、ベビーカーで入れるトイレでも双子用のベビーカーでは入れないなどの声を聞いているので、細かい要望が漏れてしまわないようにお願いしたい。

(委員)
昨今、企業等においても様々な工夫を凝らしたテーマパークのような施設や場を運営している。地域共生ステーションも形だけ見ればキッチンがあったり、スタジオがあったりと楽しそうなイメージから、単なるテーマパーク的なものに見えてしまいかねない。今回、地域共生社会のモデルとして行政が展開するにあたって、企業が運営しているものとの明確な違いはどこにあるのか。

(事務局)
ソフト事業展開の点が違うと考えている。民間任せになり、地域共生の考え方からはみ出ないよう、指定管理者制度の中で市がしっかりとコントロールをしていく。仕組みとして、イベント等を行政が直接行うことは難しいが、収益に寄りすぎないよう、指定管理者制度を通して、本市の地域共生社会モデルとしてのソフト事業を公共らしく展開していけたらと考えている。

(委員)
現段階では早いかもしれないが2点要望がある。1点目は、設計・施工の段階でバリアフリー、ユニバーサルデザインのところをしっかり当事者の方も入れて考えてもらいたい。2点目は、指定管理者の評価を工夫してもらいたい。
1点目について、基準は満たしているがデザイン重視の設計ですごく使いにくいトイレや、車いすでは使いにくいなど、出来上がってからわかることもあるので早めに要望を伝えておく。
2点目について、懸念していることとして「利用者がお客様になってしまうこと」がある。指定管理を受けた企業が、顧客サービスのような形ですごく頑張ってしまい、まさにみんな消費者、みんなサービスをただ利用する側になって、「もっとああしてくれ、こうしてくれ、楽しかった、良かった」だけで終わってしまうと、地域共生社会の展開に繋がらない。来場者などの数字だけではなく、単に顧客サービスという発想だけではない部分を測ることができる評価基準を検討してもらいたい。

(事務局)
1点目について、今回BTOの手法を考えているので、設計も提案になる。複数出てくる提案の中から評価していく形となるため、募集要項にどれだけバリアフリーの目線を取り込めるか、出てきた提案をきっちり評価できるかということが重要になる。PFI方式の中で選定委員会を設けながら、しっかりと対応していきたい。
2点目についても、指定管理者の評価を適切に行えるように検討していく。

(委員)
【資料1 p.20-21】 6-(5)地域共生ステーション勉強会について
地域共生ステーション勉強会は、指定管理者の下に置かれるのか、市に置かれるのか教えてほしい。新たに募集するイメージか。名称についても再考してほしい。

(事務局)
勉強会については、基本的には市に属するものとして考えている。例えば指定管理者任せになって、賑わい、商売系に片寄ってしまうことがないよう、市が適切に関与しながら、慎重に地域共生の形を作っていきたい。
組織体の作り方は検討中であるが、地域の方などとの対話の中で作っていけたらと思う。名称はまた考えていきたい。

(委員)
場所がなければ仕方ないとは思うが、送迎バス等の検討はどうなっているか。

(事務局)
行きやすさの工夫についての要望は昨年度から多数いただいている。基本計画の段階では、駐車場台数60台と大型バスが入れるロータリーのスペースを用意する予定としている。市バスのバス停ができるかどうかについては、現段階では未定となっている。

(部会長)
賑わいは必要だが、それをきっかけに地域共生に関心を持ってもらえるようにしないといけない。安満遺跡公園とは違った賑わいを創出できるようお願いしたい。
本日の委員の意見や、今後寄せられる意見を踏まえながら進めるようお願いしておく。

(2) その他

特になし

3 閉会