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高槻市指定管理者選定委員会令和5年度第2回議事録

ページID:116727 更新日:2024年2月13日更新 印刷ページ表示

会議の名称

高槻市指定管理者選定委員会

開催日時

令和5年8月18日(金曜日) 午後3時00分から午後4時00分まで​

開催場所

高槻市役所本館3階 第2委員会室

事務局

総合戦略部 みらい創生室

会議の公開

非公開

会議の議題

(1)指定管理者の選定評価について

(2)募集要項について

(3)報告案件「令和4年度 指定管理者による公の施設の管理状況」について

(4)その他

配布資料

資料1 指定管理者の選定評価について (PDF:136KB)

資料2 募集要項について (PDF:1.5MB)

資料3 「令和4年度 指定管理者による公の施設の管理状況」 (PDF:2.92MB)

審議内容

開会

【委員長】

(あいさつ)

議題

​(1)指定管理者の選定評価について

【委員長】

まず、議題(1)の指定管理者の選定評価について、事務局から説明をお願いいたします。

【事務局】

< 指定管理者の選定評価について説明 >

(2)募集要項について

【委員長】

続きまして議題(2)、募集要項について審議いたします。
「高槻市立市民プール」の募集要項について所管部である市民生活環境部幹事会からの説明を受けます。
市民生活環境部幹事会幹事会の入室をお願いします。

< 市民生活環境部幹事会入室 >

【委員長】

それでは市民生活環境部幹事会より説明をお願いします。

【市民生活環境部幹事会】

< 高槻市立市民プールの募集要項について説明 >

【委員長】

説明が終わりました。只今の説明に対しまして各委員からご質問、ご意見をお願いいたします。

【委員】

資料60ページの、評価表の箇所ですけれども、「4.市民サービスの向上」に関するところで、ハード面とソフト面、利用者ニーズに関することの三つに分かれていますが、「利用者ニーズに関すること」は、具体的にどういうことを想定されておられるのでしょうか。

【市民生活環境部幹事会】

運営開始後に出てくるニーズというものもございますので、その辺りの対応方法等も含めて、考えていただきたいと思います。プール施設は、男女でお使いいただく施設にもなりますので、多様な利用者ニーズにどのように対応するのかなど、具体的な提案をいただければと考えています。

【委員】

ありがとうございました。

【委員】

配点についてですが、市民サービスの向上に関する項目に40点、その他は60点という配点ですが、この割合は前回から変更はないのでしょうか。

【市民生活環境部幹事会】

市民サービスの向上に関する項目に40点、その他は60点という配点自体は前回から変更はありませんが、市民サービスの向上に関する項目について、前回は危機管理に関する項目が含まれていましたが、危機管理に関する項目につきましては、本市には他にも指定管理者制度を導入している2か所のプール施設が、指定管理者選定の際に、特に危機管理に関する項目を別途設けていないことから、それらの施設と合わせて、危機管理に関しては「施設管理の安全性への配慮」の項目と統合し、その分を、市民サービスの向上に関する項目のうち、自主事業に関するものに振り分けたという形になっております。

【委員】

そうすると危機管理に関しては、点数は減っているのでしょうか。

【市民生活環境部幹事会】

補足させていただきますと、前回危機管理に関する項目については、15点の配点がありましたが、他の施設とも合わせたこと、また、プール施設の管理については、どの事業者も当然危機管理体制を整えますので、点数の差がつかないということもありまして、今回は「施設管理の安全性への配慮」に統合し、全体で5点とさせていただきました。

【委員】

前回15点の配点はソフト面・ハード面・利用者ニーズのどこに振り分けたのでしょうか。

【市民生活環境部幹事会】

前回はソフト面・ハード面という分け方をしておらず、「市民のスポーツの振興に関すること」で10点、「事業の展開」で5点としておりましたが、今回は、教室など、利用者ニーズを把握し施設の魅力向上につなげていきたいという視点から、ソフト面を重点的に取りまして20点、ハード面も、施設の老朽化などの課題もあり、清潔に保っていただきたいところもありますので、10点とさせていただいたというところでございます。

【委員】

ありがとうございます。

【委員】

自主事業について3点ほど、質問します。
前回、現指定管理者は自主事業収益を見込んだうえで、市の上限額を下回る指定管理料を提案しており、自主事業は、事業者の努力の賜物だと私は思いますが、特にこの3年間、新型コロナウイルス感染症の影響もあって悪い数字だと思うのですけど、この3年間の自主事業収益は平均で1000万円あるのでしょうか。
2点目は、最終的に収支合算して黒字になった場合の収益は、市が40%、指定管理者が60%の配分となるとのことですが、この40%、60%というのは、他の指定管理施設でも同じ割合なのか、このプールに関してだけそうなっているのか。また、この割合については何か特別な根拠があるのか、あるいは一般的にこの割合なのかいう点を教えていただきたいと思います。
3点目は、前回に比べて点数は増えているということでしたけども、市民サービス向上をそこまで重視されるのなら、50点ぐらいの配点としても良いのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

【市民生活環境部幹事会】

まず1点目の自主事業の収益ですが、平均値ではなく、基本的には、令和4年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大が落ち着き、利用者が戻ってきたとみられ、令和4年度実績で約1700万円でしたので、1700万円のうち、1000万円を指定管理業務に充当するとしたところです。

【事務局】

2点目、3点目は事務局からお答えいたします。
まず40%、60%の割合についてですが、指定管理者制度を導入している本市の施設運営に収益等が生じた場合は、この割合で収益を還元していただくということを基本にしています。一部施設の特性等により違うところもありますが、多くの施設でこの割合を採用しています。
3点目についてですが、配点表を改めて確認していただきたいのですが、1から3の各項目については、事務局の方で選定に当たっての必須事項としておりまして、配点は最低で5点になりますので、ここで60点は必ず配分した上で評価していただくという仕組みになっていますので、残り40点が最大の振り分け分というような形になります。以上です。

【委員】

よく分かりました。最初に危機管理の項目について、前はあったけども、危機管理についてはおしなべて、全ての事業者にクリアしていただけるという、その同じ論理でいうと、今おっしゃった必須項目は当然クリアして欲しい項目ばかりだと思います。
従って、自主事業のところに重きを置くということであれば、もっと配点しても良いのではと感じます。必須項目を完全にクリアしないで、手を挙げる事業者はほとんどないと思います。

【委員長】

5ページの利用人数の推移についてですが、これは令和5年度以降も、この平成30年度の利用人数は超えないという想定のもとで人数を算定しているのでしょうか。今回は利用人数をどの程度見込んでいるのでしょうか。新型コロナウイルス感染症の影響を受けていない平成30年度の人数を、基本にしているのでしょうか。

【市民生活環境部幹事会】

この施設にはプールとフィットネスルームがありますけれども、まずプールについては、新型コロナウイルス感染症の拡大前の状況に戻りつつありますので、平成31年3月から令和2年2月という、新型コロナウイルス感染症の影響がない時期の実績に基づいて算定しています。
フィットネスルームについてはまだ戻り切っていない状況ですので、直近の3ヶ月の平均を元に算定しています。合わせて、駐車場につきまして直近3ヶ月の実績に基づいて算定をしております。

【委員長】

わかりました。

【委員】

何点か質問させていただきます。2ページの管理の基準のところで、平日と土曜日が午後9時まで利用とありますが、例えば午後8時から9時まで間に利用があるのかというのが1点と、それから、21ページの項番10の(3)についてですが、価格評価30%、サービス水準等評価70%を基準とされていますが、今回利用料金制で公募をかけられるということですけども、他の指定管理施設もこの割合での評価なのでしょうか。最後ですが、評価表でのその結果の点数について、例えばその最低ラインみたいなものを設けることができるのでしょうか。例えば一社だけしか応募が無く、無いとは思いますが、評価点が非常に低かった場合の対応についてお聞かせいただけたらと思います。

【市民生活環境部幹事会】

夜間の利用についてですが、やはり昼間よりは若干少ないですが、需要はあります。
サービス水準の評価割合ですが、プールにつきましてやはり魅力的な自主事業を多くしていただけるかどうかで、施設の魅力が大分変わってきますので、サービス水準の割合を多くしています。例えば駐輪場ですとか、どの事業者でも市民に提供するサービスそのものが大きく変わらないようなところでは50%ずつの評価割合を採用しているということは聞いております。
施設の特性に合わせて考えるところだとは思いますが、この施設については従来から30:70の割合を採用しています。
最低基準は設けていませんので、まずは提案に対する評価を適切に行い、この施設を管理するのにふさわしいかどうかを判断する必要があると考えております。

【事務局】

事務局から補足させていただきますと、選定委員会で指定管理者候補者を選定しますが、その後、指定管理者として一層のサービス向上を図るため、内容を協議するということは可能ですが、最低基準を設けて、そこに至らない事業者は指定管理者の候補者から外れるというような仕組みは設けていません。

【委員長】

他にご意見等はよろしいでしょうか。
それでは、各委員からご意見をいただきまして、本募集要項につきまして、委員会として承認することに異議ありませんか。

< 異議なしの声 >

【委員長】

それでは、承認することといたします。

市民生活環境部幹事会の方々はご退席してください。

< 市民生活環境部幹事会退室 >

(3)報告案件「令和4年度 指定管理者による公の施設の管理状況」について

【委員長】

続きまして議題(3)の報告案件「令和4年度 指定管理者による公の施設の管理状況」につきまして事務局から報告をお願いいたします。

【事務局】

< 「令和4年度 指定管理者による公の施設の管理状況」について説明 >

【委員長】

それでは、今の説明につきまして、質問がありましたらよろしくお願いいたします。

【委員】

資料2についてですが、公募施設と特定施設に分けて、スポーツ施設や文教施設の利用者数について記載があります。特定施設のスポーツ施設について令和3年度は53万8209人で令和4年度はゼロになっていますが、これは公募施設に変更されたということですか。
公募施設のスポーツ施設は19万6142人から93万人という増え方をしているのは、特定から公募に変更されたからですよね。
その上で、公募施設と特定施設の合計が記載されていると思いますが、令和3年の73万4351人が93万301人と、26.7%も増えている理由というのはありますでしょうか。

【事務局】

令和3年度と令和4年度の利用者数についてですが、いずれの施設も利用者数は増えています。
理由の一つとして、令和3年度、令和4年度ともに新型コロナウイルス感染症の感染拡大という状況下ではありましたが、令和3年度は特に緊急事態宣言に基づく休館措置等もございましたので、そのような点からも大きく増えたものと考えられます。

【委員】

分かりました。
もう一つ安満遺跡公園については、なぜ利用人数の記載がないのですか。

【事務局】

公園施設は誰でも入場ができるため、把握は難しいのですが、例えば萩谷総合公園ですとか、古曽部防災公園については、公園内のスポーツ施設の利用者数が把握できるため、その人数をしていますが、安満遺跡公園につきましては、そのような把握ができないため、人数の記載はしていません。

【委員】

カウントできないというわけですね。

【事務局】

安満遺跡公園の利用者数ですけれども、当然公園施設になりますので、カウントは難しいです。定点観測など、いろいろな方法によりおおよその数は出るのですが、確実性のある数字ではないので、こちらの方には記載していません。今後、算定できるようになれば記載していきたいと考えています。
市としては、来場者を定点観測し、100万人以上の利用者ということは示しているのですが、指定管理者からの事業報告としては、利用者数は記載されていません

【委員】

例えば統計的によくありますが、初詣の人数などは、まさに定点観測というか一定時間の人の流れを見ながら、およそ何百万人来ているだろうとか、そういうことをやるので、記載なしだとこのままになってしまいますので、何か工夫された方がいいのかもしれないですね。
収支は把握しており、評価もかなり高いわけですよね。やはりおおよそ何人ぐらいの利用者がいたかという記載はあった方が良いのではないかと思いました。

【事務局】

ありがとうございます。
この安満遺跡公園の利用者数のお示しの仕方というのはまた検討させていただきます。

【委員】

安満遺跡公園の利用料金には駐車場料金も含まれていると思われます。利用料金収入に係る数値などはカウントすればよいのではないでしょうか。イベントの参加者等は数えられるかもしれませんので、今後何か出してもらった方が良いのではないかと思います。

【委員長】

今後やり方を含めて、検討するというような方向ですよね。

【事務局】

どのような形で利用実態を示していけるか、検討したいと思いますので、よろしくお願いします。

【委員長】

収支の状況で、電気・ガス料金の高騰分を支援するということで、まだまだこれからも上がってくる可能性もあると思いますが、別途支援をしていくということでしょうか。

【事務局】

令和4年度の高騰分につきましては事業運営に影響及ぼす著しい物価金利の変動ということで、主に特に多くの指定管理者は令和4年度より以前に選定を行い、その時の状況を基に各指定管理料等を算定しておりますので、令和5年度も、令和4年度と同じ状況だと、選定時との差というのは、同様だと考えられますので、支援については、協議を重ねる必要があると考えています。

【委員長】

その他に何かありましたら、よろしくお願いいたします。

【委員】

施設別収支状況のところで、先ほどの説明の中で、電気・ガス料金高騰の影響を受け、収支が赤字になっている施設に支援を行うということですが、どの施設が対象となりますか。

【事務局】

令和4年度分の支援を行う施設については、前島熱利用センター、番田熱利用センター、高槻市民プール、市営駐車場、ひかり湯、自然博物館です。

【委員】

支援分については、記載されている収支に補填されることになるのでしょうか。

【事務局】

収支赤字を上限とした支援を行いますので、先ほど申し上げた施設については、記載されている収支よりも実質的には赤字額が減ることになります。

【委員長】

よろしいでしょうか。
以上で、議題(3)の報告案件「令和4年度 指定管理者による公の施設の管理状況」について、を終了いたします。

(4)その他

【委員長】

それでは、議題(4)「その他」に移ります。事務局より、何か報告などはありますか。

【事務局】

第3回選定委員会を10月中旬から下旬に開催したいと考えております。
詳細は改めてご連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。

閉会

それでは、本日の選定委員会は終了とさせていただきます。
ご審議をいただきありがとうございました。

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