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令和6年度第1回高槻市みらい創生審議会会議録

ページID:126311 更新日:2024年5月20日更新 印刷ページ表示

会議の名称

高槻市みらい創生審議会

開催日時

令和6年4月24日(水曜日) 午後3時から午後4時45分

開催場所

高槻市役所 本館3階 第2委員会室

事務局(担当室)

総合戦略部みらい創生室

会議の公開

公開

傍聴者数

2人

会議の議題

  1. みらい創生の取組について
  2. その他

配布資料

次第 (PDF:41KB)

【資料1】みらい創生の取組について (PDF:3.85MB)

会議内容

1 開会

【会長】

令和6年度第1回高槻市みらい創生審議会を開催する。委員出席数は4名で、会議は成立している。

会議の公開に関する要綱及び傍聴要領に基づき原則公開だが、傍聴希望者はいるか。

【事務局】

傍聴希望者2名。

【会長】

2名の傍聴を許可する。

<傍聴者入場>

2 議題

(1)みらい創生の取組について

【会長】

議題(1)「みらい創生の取組について」、説明をお願いする。

【事務局】

<資料の確認及び説明>

【会長】

資料1「みらい創生の取組について」、各委員からご質問等を受けたい。

【委員】

これまで示されてきた改革方針の4つの基本的な考え方、6つの具体的方向、3つの改革項目に加えて、各委員からの意見を踏まえ、今の時代に応じた取組を取り入れてはどうか。

「大阪の高槻」から「日本の高槻」へと市長がおっしゃっているが、10年先、20年先を目指して、新しい発想で市民にも分かりやすいキャッチフレーズを作ることが魅力あるまちづくりにつながるのではないか。

将来の税収見通しにおいて、収入の柱になりうるのは固定資産税であり、土地の評価を上げることだと思う。簡単ではないが、観光客、インバウンドを呼び込んで、商業を発展させるなどで、結果として地価を上げていくことが考えられる。

【委員】

人口の社会増をいかに増やすかであり、子育て世代が増加傾向ということはこれまでの努力の成果と考える。保育や子育てなど様々な施策を組み合わせながら、若い人に入ってきてもらえるようにしていくことが今後の方向性ではないか。

【委員】

細部にわたって定量的に資料がまとめられており、資料をみるとこれまでの市の努力の成果がうかがえる。

今後、審議会で検討、検証していく内容を3点考えている。1点目は、多数の公有財産の活用を検討するため、築年数や利用状況の推移や施設の配置等を体系的にアセットマネジメントマップのような形でとりまとめ、個別の施策を判断する前提として使えないか。

2点目は、今後、市民に協力や負担をお願いする中で、市の生産性向上は避けて通れないため努力と検証が必要だ。人口当たりの職員数や職員一人当たりの人件費等の推移や他の自治体との比較、また、常勤非常勤等の雇用形態別職員数、業務の外注化を行うことで人件費は減るが物件費は増えるため、トータルとして生産性を検証するなどのデータの収集が必要ではないか。

3点目は、自動車運送事業について、ネットワークを維持していくため、少ない市民の負担でよりよいサービスを提供することを考えるべきだ。効率的な運営体制になっているかどうか、運転士の実ハンドル時間などのデータについて、他の公営だけではなく民間も念頭に置いて比較することが必要ではないか。

【委員】

財政見通しについて、物価上昇や賃金上昇、経済成長等を反映しより厳密に推定したものにしてもらいたい。また、基金残高が減っていく中で経常収支比率を100以下で安定させるとなると、歳入をさらに増やすとともに、事業等の見直しの努力を続けていく必要がある。

【事務局】

公有財産については、アセットマネジメントの部署を設置して取り組んでおり、全体を体系的に整理していく必要があると考えている。生産性向上については、DXも踏まえた業務の効率化を検討していきたい。自動車運送事業については、引き続き資料を収集して分析を進めていく。また、財政見通しについても意見を踏まえて精査していきたい。

【事務局】

他市から転入してもらうとともに、市民に住み続けてもらうため、魅力あるハードの整備に加えて市民に望まれている施策を先駆けて実施していきたい。子育て世代の増加傾向が続いていることは、これまでの施策が一定評価されていると考えている。

固定資産税の増加については、市街化調整区域を市街化区域に編入することなどが考えられるが、農地や自然環境、スマートシティの観点も踏まえた検討が必要となる。

生産性については、市役所1階フロアの抜本的な見直しを行い、窓口対応の向上を図ったほか、職員数については、任期付きなど雇用形態に応じた業務の整理などの検討が必要と考えている。

自動車運送事業については、市民の足として重要視しており、事業全体で赤字にならないように効率的に経営していきたい。運転士の採用についても一定の応募がある中、まず任期付きとして採用を行った後、正規職員に登用するなどの手法も取り入れている。

【委員】

児童生徒数が減少していく中で、学校の適正規模が確保されなければ、学校の運営そのものが厳しくなりかねない。施設の整備費は大きな負担であり、適正配置は整備費の圧縮にもつながる。また、地域にとっても、学校施設の多様な使い方は有効ではないか。

市外からの企業誘致数が少ないが、市の南部地域では市街化調整区域や農地の間を十三高槻線が整備されている。土地利用を見直すことで、固定資産税の増加や人口減少対策にもつながればよいのではないか。地域の意見も十分に踏まえ、土地区画整理事業など民間が主体となる取組を中心として、相応しい土地利用にしてもらいたい。

【委員】

ふるさと寄附金について、普通交付税による補填を加味して実質収支がプラスとのことだが、普通交付税を除いてプラスになる努力をしてほしい。

ネーミングライツについて、他の自治体に比べて使用料が安いと思うので、次の機会に値上げを検討したらどうか。また、Park-PFIを用いて、中規模の公園であっても店舗、テナントを呼び込むことで、収入増が見込めるのではないか。

クラウドファンディングを関西将棋会館の建設支援で活用されているが、他の分野での活用についても研究してもらいたい。

市税徴収率は努力されていると思うが、中核市62市の中で1位から3位になった要因を検証してもらいたい。

生産性向上で、戸籍のコンビニ交付など便利になっているが、知っている人が少ないように思われるので、PRしていくことで、さらなる行政手続のオンライン化が進められる。また、内部事務のDX化の推進について、職員の知恵や工夫による効率化が図られるよう、スキルアップのための研修や教育に力を入れてもらいたい。

水道、下水道事業については、基本的にうまくいっているが、5年先、10年先にどうなっていくのか、老朽化や耐震化の対応も含めた将来見通しシミュレーションをしてもらいたい。

自動車運送事業については、「2024年問題」という大きな課題が出てきた中、運転士一人当たり走行距離を事業者平均に近づけてもらいたい。また、市営バスは市民の足としての位置付けがあるが効率的運営は必須であり全体的な状況を理解した上で改善策などを議論したい。

【委員】

ふるさと寄附金は、ここ数年努力されているが、近隣市や他の中核市で、ここ5、6年の金額の増加額、増加率の変化値が大きいところを参考にされてはどうか。

「2024年問題」について、具体的にどのように影響するのか分かりにくい面があるため、改めて検証してもらいたい。また、経営健全性は高いが、よりよいサービスを少ないコストで実現していくため、収入には補助金が含まれていることなども踏まえ、効率的な経営がなされているかについては、検証していくことが必要である。

【委員】

既に取り組まれているかもしれないが、水道、下水道事業については、工事の内容に共通性があることを踏まえ、連動して工事を行うなど計画的に取り組んではどうか。

自動車運送事業は、市民の足であるネットワークは守るべきだと考えるが、運転士一人当たりの走行距離や賃金が妥当かなど、様々なデータを集めて検討する必要がある。

【委員】

改革方針の時点修正と合わせて、少し新たな取組を加えた上で、マイルストーンや工程表を作りPDCA化を行い、遅れているものはピッチを上げながら、3年先、5年先を目指して取り組んでもらいたい。

【委員】

令和4年の秋に改革の成果を中間的にとりまとめたが、今回のデータと合わせて、項目も少し見直して見える化したものを様々な方に理解してもらえるように作ってみてはどうか。

今後、アセットマネジメントのトータルマップを作ることと、市民に様々な負担への協力をお願いする中で、市の生産性向上とともに、自動車運送事業についても経営の効率性と人件費をどのように考えていくのかを検証していくことが必要だ。

【委員】

外郭団体の都市交流協会について、総合センターの執務室に会議室や庭園があり、お客様をもてなすには素晴らしい場所だが、専用の場所が必要なのかという点と、土地開発公社のように職員が併任で運営する形にできないのか検討の必要があるのではないか。

【委員】

広報誌について、デザインなどが若い世代向けにも良くなっていると思うが、市民からの意見はどうか。また、市長と語るタウンミーティングを実施しているが、参加者からの反響はどうか。また、市長や副市長だけでなく、部長級がタウンミーティングについて参加してはどうか。

【委員】

市民に手に取ってもらえる広報誌にするため、A4判の雑誌形式に切り替え、巻頭特集や市からのお知らせ、市民の様々な活動、市長が議会に提案した施策や予算の状況などを掲載しており、評価いただいている。

【事務局】

タウンミーティングに参加された方からは、意見交換のよい機会を得られたとの感想をお聞きしている。

【委員】

市が努力して成果が表れているものを市民に知ってもらえるように示していくことも、市民の協力を得るために大事である。そのような視点で種々工夫したらどうか。

【会長】

市民への訴え方の事例として、西宮市の市政ニュースで「バスに乗って公共交通を守ろう!」「公共交通があぶない!?バスを取り巻く現状」「みんなで利用しよう!バスがまちを魅力的に」と題して、バスの厳しい現状と様々な利点を分かりやすい切り口で掲載されている。伝え方もぜひ研究してもらいたい。

【委員】

バスは生活路線としての側面で非常に大事だが、同時に観光的視点も考えるべきだ。市内に点在する様々な歴史的資源にどうやって行ったらよいのかということをよく聞かれる。観光は高槻の活性化にとっても有用なので、交通もセットで考えていくことが大事ではないか。

【会長】

議論が尽きたため、本日の議題は終わらせてもらう。

(2)その他

【会長】

議題(2)「その他」について、事務局から何か説明はあるか。

【事務局】

​次回の開催は、改めて調整したいと考えている。

【会長】

本日予定の案件は終了した。以上で審議会を終了する。

3 閉会

以上

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