本文
令和3年2月9日(火曜日) 午後2時00分から2時50分
高槻市役所本館3階第2委員会室
公開の可否:可
健康福祉部福祉政策課
4名
倉橋隆男、松村和夫、伊藤義治、尾崎貞宣、
高須賀嘉章、竹内悦子、筒井のり子、出町ゆかり、
中島康博、松田貞男、森田耕平、横井勝
第4次高槻市地域福祉計画・地域福祉活動計画(案)について
令和3年2月24日作成
(委員)
パブリックコメントで、「計画に感染症対策を加えてほしい」とのご意見に対し、原案どおりとされているが、計画(案)8ページの感染症の流行への対応の項目には、「地域福祉は、住民同士のつながりや、見守り、支え合いなど、対面での活動が中心であり」、「活動が大きく制約される状況」と記載されている。コロナ禍の生活の中、特に高齢者にとっては、体力的にも、精神的にも大きな影響が出ており、感染拡大の中でもできる対策を載せるべきではないか。
(事務局)
現在、新型コロナウイルス感染症への対応については、日々、状況が変化していく中、地域福祉を推進していくために、どのような対応が必要なのか、試行錯誤しながら、創意工夫した活動を行っている。また、収束後も、新たな感染症への対応が迫られるケースが考えられ、その際には、新たな感染症に対応した取組が必要になる。本計画では、新型コロナウイルス感染症への個別の対策ではなく、今後も発生が懸念される感染症全般について、どのように対応していくのか、方向性を示すものとしている。
(委員)
新型コロナウイルス感染症の影響下においても、活動を中止することだけでなく、生活を支えていくことが必要だと考える。
(委員)
パブリックコメントでご意見のあった、地域福祉活動計画の「福祉情報の収集及び発信」に関して、地域福祉会館の情報コーナー等を有効活用するとのことだが、市民がよく訪れる市役所などへの情報コーナーの設置も検討してもらいたい。
(事務局)
社会福祉協議会や地区福祉委員会の取組について、市役所1階でのパネル展示による啓発などを実施した。引き続き情報の発信を行っていきたい。
その他(パブリックコメント以外)の意見
(委員)
計画(案)21ページの基本目標1「包括的な相談支援体制をつくる」の説明について、「認知症の症状が見られる人、知的障がいや精神障がいのある人など、判断能力が不十分な人が、その人らしい生活を継続できるよう、住民の意思決定・意思表明を尊重し、支援するとともに、権利を擁護していくことが求められています。」とあるが、「住民の」ではなく、「高齢者や障がい者などの」意思決定・意思表明とする方がふさわしいのではないか。
(事務局)
各福祉分野に共通して取り組む事項について、地域福祉の観点から定めるものとして本計画を策定するものであり、「住民の」と記載したものである。
(委員)
先ほどの意見と同様の趣旨だが、「住民の」ではなく、「当事者の」としてはどうか。
(委員)
認知症の症状が見られる人、知的障がいや精神障がいのある人など、判断能力が不十分な人「も」、その人らしい生活を継続できるよう、住民の意思決定・意思表明を尊重し、としてはどうか。
(委員)
本計画では、包括的な支援体制を目指すという観点から、「住民の」と記載されているものと捉えていたが、各委員のご意見を踏まえると、「住民の」を削除してはどうか。
(事務局)
ご意見を踏まえ、「住民の」を削除する形で調整したい。
健康福祉部長挨拶