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令和2年度 第5回 高槻市社会福祉審議会 高齢者福祉専門分科会
令和3年2月25日(木曜日)午後2時00分から午後4時00分
高槻市役所 本館3階第2委員会室
健康福祉部 長寿介護課
8名
青木委員、秋山委員、笠原委員、川口委員、
北元委員、河野委員、薦田委員、島津委員、
富田委員、松田委員
(資料1)高槻市高齢者福祉計画・介護保険事業計画(案)
(資料2)高槻市高齢者福祉計画・介護保険事業計画令和2年度上半期進捗状況
(資料3)高槻市指定居宅サービス事業者の指定並びに指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正について
(資料4)地域密着型サービス事業者の指定について
【事務局】
定刻となりましたので、只今より、令和2年度第5回高槻市社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会を開会いたします。本日は当分科会にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
本日は新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、窓や扉を開けた状態で開催いたしますが、ご理解とご協力の程を宜しくお願いいたします。
(配布資料の確認)
それでは、議事の審議・進行につきましては、会長にお願いしたく存じます。よろしくお願いいたします。
【会長】
委員の皆様におかれましては何かとお忙しい中、本分科会へご参集いただき、誠にありがとうございます。
それでは、只今より令和2年度第5回高槻市社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会を開会させていただきます。本日は委員13名のうち、10名のご出席をいただいていますので、高槻市社会福祉審議会条例第6条第3項の規定により、本分科会は成立しています。
また、本日は傍聴希望の方が8名おられます。高槻市社会福祉審議会傍聴要領に基づきまして、傍聴を許可いたしたいと思いますので、委員の皆様どうぞよろしくお願いいたします。
本日は新型コロナウイルス感染症予防の観点から、会議の円滑な進行にご協力をお願いいたします。委員の皆様にはご質問やご意見、並びに事務局の答弁につきましても簡潔にお願いいたします。
【事務局】(資料1の説明)
【会長】
只今、事務局から議事1について説明を受けましたが、委員の皆様からご質問、ご意見を頂戴したいと思います。
【委員】
41ページのサービス付き高齢者向け住宅について、令和2年9月末時点で15箇所とありますが、資料2の15ページの進みぐあいでは13施設となっています。この差について、教えていただけますか。
【事務局】
サービス付き高齢者向け住宅につきましては、施設が登録を行い、その後、利用者が入居可能となります。資料1の41ページの15箇所は登録件数、資料2の15ページの13施設は入居を開始している件数となります。
【会長】
その他質問等もないようですので、議事2に移りたいと思います。
【事務局】(資料2について説明)
【会長】
資料2について、事前質問等がありましたら、お願いいたします。
【事務局】
[意見1]
13ページの市民後見人につきまして、受任者が3人とのことですが、受任者が担当している件数も表記していただければ、活動内容が分かりやすいと思います。例えば、1人の市民後見人が3人を受任する場合と、3人が各々1件だけを受任する場合では、後者の方が、市民後見人の活動の視野が広がりやすいことが分かるのではないでしょうか。
[回答]
市民後見人の活動状況につきましては、市民であることを強みとして、1週間に1度の訪問をお願いしています。そのため、同時に複数人を受任していただくことは、現実的に困難であると考えており、現状1人あたりの受任件数は、1人でございます。
[質問1]
19から20ページのケアプラン点検について、令和元年度は28事業所55件、令和2年度上半期は3事業所3件の実施となっていますが、この差について、どのようにお考えでしょうか。
[回答]
ケアプラン点検につきましては、事業者との対話方式で実施しておりまして、令和2年度上半期は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、実施を一部見合わせていました。
また、令和2年度下半期につきましては、感染対策の一環で、オンラインによる実施を導入しており、令和2年度としては、目標値の80件を実施できるのではないかと見込んでいます。
[質問2]
26ページの介護サービス種類別利用状況(介護)の表の介護医療院につきまして、令和元年度、令和2年度の利用者数が対計画値と大きく乖離しているように思います。令和2年度は上半期の集計であり、計画値が360人から540人に増え、利用者数も増えていることを考慮すると、乖離は少し改善されていると推察されますが、計画値と利用状況の乖離につきまして、どのようにお考えでしょうか。高槻市には介護医療院がありませんので、サービスを選択しにくい状況が関係しているのではないでしょうか。次期計画案では、資料1の70ページにありますように、介護医療院を1箇所整備する予定となっていますが、乖離している状況と関連性があるのでしょうか。また、整備されるまではどのように対応するのでしょうか。
[回答]
介護医療院につきましては、ご質問にありましたとおり、現在、高槻市にはございません。第7期の計画値につきましては、他市の介護医療院の利用があった際の利用者数を見込んでいます。
また、計画値との乖離につきまして、介護医療院は平成30年4月に制度が創設され、病院等の介護療養病床や介護療養型医療施設からの転換を、国が想定していましたが、なかなか転換が進まない実情を踏まえ、平成29年度末までの転換期限を令和5年度末までに、6年間延長しており、こうした影響があるのではないかと考えています。
サービス利用を選択しづらいといった状況がこの乖離に関係しているのではないかとのご意見につきましては、介護医療院施設は増加傾向にはありますが、そのほとんどが転換によるものであり、直接的な影響はないのではないかと考えています。
次期計画案での整備につきましては、先程お伝えした状況もありますが、国において、いわゆる団塊の世代が75歳以上になる2025年、団塊の世代ジュニアが65歳を迎える2040年を見据えた介護基盤の整備が掲げられていることからも、今後も医療ニーズの高い高齢者が地域で安心して生活できる環境を整備するといった観点から、次期計画案に置きましても、新たに介護医療院の整備を予定しています。整備されるまでの期間につきましては、既存の介護サービスで対応していきたいと考えています。
【会長】
何かご質問やご意見はございますか。それでは、次の議事3につきまして、事務局から説明をお願いいたします。
【事務局】(資料3について説明)
【会長】
資料3について、事前質問等はございましたでしょうか。
【事務局】
事前質問等はございませんでした。
【会長】
それでは、委員の皆様から、何かご質問やご意見はございますか。
特にご意見等がないようですので、次の議事4につきまして、事務局から説明をお願いいたします。
【事務局】(資料4について説明)
【会長】
資料4について、事前質問等はございましたでしょうか。
【事務局】
事前質問等はございませんでした。
【会長】
看護小規模多機能型居宅介護につきましては、施設整備の公募に対する応募がなかったと聞いていますが、どのようにお考えでしょうか。
【事務局】
現行計画の看護小規模多機能型居宅介護につきましては、南圏域で1箇所が未整備となっています。今後は、利用実績等を踏まえ、必要に応じて対応していきたいと考えています。
【委員】
建物の説明につきましては、十分理解できました。整備事業者がもっとも苦労されることは、人材確保の問題だと思います。人材確保につきまして、何らかの対策が取られていることを確認した上で、許可しているのでしょうか。
【事務局】
人材確保につきましては、法人にヒアリングを行い、目途が立っていると伺っています。
【会長】
地域住民や自治会等に対して、事前説明は行っているのでしょうか。また、医療機関との連携について、目途は立っているのでしょうか。
【事務局】
地域住民等への説明につきましては、必要に応じて実施していただいています。また、医療機関との連携についても、進めていただいています。
【会長】
他にご意見等がないようですので、議事5につきまして、事務局から説明をお願いいたします。
(健康福祉部長の挨拶)
【会長】
ありがとうございました。それでは、令和2年度第5回高槻市社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会を終了といたします。皆様、ありがとうございました。