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令和3年度第3回高槻市図書館協議会
令和4年3月17日(木曜日)午後3時28分から4時26分
第4委員会室
可
中央図書館
6人
7人
岡井寿美代委員、角所宙子委員、川瀬綾子委員、竹原正和委員、中村利久子委員、南靖子委員、村上泰子委員
開会時点で、在任委員8名中7名出席につき、本会議は成立。開会に際し参事兼中央図書館長より挨拶。出席職員の紹介。
(傍聴の確認と許可)
(資料1 第2次高槻市子ども読書活動推進計画(素案)に対する意見募集の結果について
資料2 第2次高槻市子ども読書活動推進計画概要
資料3 第2次高槻市子ども読書活動推進計画 説明)
会長:案件1について事務局の説明が終わりました。これにつきまして、委員の皆様からご意見などあれば、積極的にお願いしたいと思います。
委員:今、すべて原案通りということで説明があったのですが、4ページの予約した本を公民館での受け取りにした際、土日も受け取り可能にしてほしいというご意見に対して、ご意見は参考とさせていただきますと書かれているのですが、これは原案には反映しないけれども少し考える余地があるというものなのかどうか聞きたいのですが。
会長:市の見解をお願いします。
事務局:こちらは、まちごと図書館事業で行っている公民館での図書の受け取りなのですが、基本、土日は公民館の職員がおりませんので、事務所が開いていない。警備員さんが、カギの受け渡しをされているだけですので、本の管理ができないということで現在できないのです。今後、公民館の体制の変更などがないと、現状では対応が難しいということです。
会長:その辺は図書館の方から働きかけていかれるのでしょうか。
事務局:相談はさせていただきますが、なかなか難しいのではないかと思います。
委員:こういうご意見をいただいて、要望があるということは伝えていただけるということですね。
参事:そうです。
会長:いかがでしょうか。ございませんでしょうか。
委員:感想になるのですけれど、パブリックコメントを見ていますと学校図書館に関するご意見が大変多いと感じました。いかにより良い学校図書館活動が望まれているかということだと思います。やはり、図書館協議会においてはこういった沢山のご意見を踏まえて、学校図書館を所管する部署の方にもご参加いただきたいと思います。もう一点あるのですが、学校図書館協議会においても、読書感想文コンクールに重点を置くのではなくて、もっと学校図書館の在り方に関して議論していただきたいと思います。これは意見ですけれども、どうぞよろしくお願いいたします。
会長:ありがとうございました。最初の点につきまして事務局どうですか。
事務局:図書館協議会に限らず、先生方からも図書館協議会に出席をというお声はいただいておりましたので、今回につきましても調整をかけたのですが、議会の最中で都合がつかないということで返事がありましたので、大変申し訳ないのですが今回出席できないということになりました。以前からご意見はいただいておりますので、庁内会議などで話をしてみようかなと思います。一旦そういうことでさせていただきたいと思っています。
会長:図書館協議会からも非常に強い要望があることを伝えてください。引き続きよろしくお願いいたします。学校図書館協議会についてはどうですか。
委員:私が高槻市学校図書館協議会副会長ですので、私の方からお答えしていいのかわからないのですが、お答えさせていただきます。指導要領も変わりまして、学校図書館での読書活動の充実、学校図書館の情報センター、学習センターとしての機能を充実していこうというのは、教育委員会からも強いメッセージとして出ていますし、教員の方でも司書教諭を中心にやっていこうという機運になっております。学校図書館協議会も、今までは読書感想文コンクールを年に2回、三島の方と高槻の方と行っていたのですが、三島の方は休止の方向で考えていて、読書活動の推進も、研究の方に軸足を移していこうという趣旨で動いております。来年度からその方向の活動が強まってまいりますので、教員も読書活動の充実に向けて頑張っていることをお知り置きいただければと思います。
会長:他にないようでしたら次の案件に行きたいと思います。案件2について、令和4年度高槻市立図書館事業予定について、事務局から説明をお願いします。
(資料4 令和4年度高槻市立図書館事業予定 説明)
会長:ありがとうございます。新規事業の電子図書館事業なのですけれども、内容がかなりおおざっぱなので、もう少し詳しく目的ですとか、予算の措置ですとかお教えいただけますか。
事務局:目的は、様々な利用者ということで一般の利用者の方もそうですが、活字による読書が困難な方に対してもご利用の窓口が広がるのではないかと考えております。利用登録をしていただくことが前提とはなるのですけれど、高槻市の図書館で利用登録をしていただきましたら、インターネットがつながる環境であれば図書館に来なくても、ご自宅などでご利用いただけるということを想定しております。今までのご利用者の方に引き続き使っていただけますが、新たな利用者層ですね、普段スマートフォンやパソコンなんかのインターネットをよくご利用されている年代の若い世代の方にご利用者層が広がるのではないかと期待しているところです。あと、現行のシステムを使いますのでそちらと合わせて対応していく形を考えています。タイトル数については、今のところ2,000タイトルを考えております。たくさんという量ではないのですが、まずはこれから令和4年度に入りましたらどのような本を入れるかということを、それは実用書であったり、ジャンルはできるだけ幅広く選び、もちろん紙の資料としてあるもので電子化されているものもあるのですが、紙で購入してないもの、図書館では書き込みされやすいような参考書や問題集といった資料は購入しておりませんので、そういったものを中心に新たなラインナップをそろえていきたいと考えております。
事務局:まだ予算の積算で、粗々の計画なのです。詳細につきましては、今後詰めていくことになりますので、令和4年度の図書館協議会で改めて、資料を提示させていただく予定をしておりますので、今回は概要ということでお願いいたします。
会長:予算はプラスなのですか。
事務局:残念ながら、今の図書館予算の中で組み替えです。
会長:ということは、どこかが減るということですね。
事務局:色々、精査する中で、利用者の方が本の種類が減ったとかがわかるような額が減るわけではありませんので。その辺は司書の腕の見せ所で、頑張って行きたいと考えています。
会長:他になにか。電子図書館以外のことでも構いません。ご意見いかがでしょうか。
委員:電子図書館のことが出ましたのでお聞きしたいのですが、かなり予算もかかるようで、本当に精査して取り組んでいただきたいということと、高槻市にあります郷土資料ですとか地域独自の資料といったものをオープンデータみたいな形で電子的に利用するシステムというのは考えてらっしゃるのでしょうか。
事務局:電子図書館のシステム上PDFとかでデータ化されたものがあれば、取り込むこともできます。既に、PDFになったものがあればいいのですけれど、無ければ時間がかかるかもしれないですれども、PDF化して電子図書館に乗せていくということは想定しています。
委員:それだったら、そういったことに主体的に取り組んでいるボランティアさんも市内にいますので。
事務局:そうですね、そういった方にお話しさせてもらってお願いすることもあろうかと思いますので、また、その節はよろしくお願いいたします。
副会長:電子図書館についてなのですが、すごく良い取組だなと思っております。インターネット環境がなければ使えないということになるのですが、図書館に行きたいけどいけない方、ご高齢の方たちにとってはお家で見るという魅力はあるのですが、インターネット環境が整ってないから見られない方もいらっしゃると思うので、今後の予算措置で、例えばルーターのレンタル等について何らかのことが検討できるのであれば、そのような方も利用しやすくなるのではないかと思うのです。
会長:これは要望ということですか。
副会長:意見だけなのですけれども。
事務局:そういう方もいらっしゃるとは思うのですが、今のところルーターまでは考えていないです。
会長:ご高齢の方も今スマートフォンはお持ちの方が多くなっていますよね。それで見ていただくということにならざるを得ないのですけれど、画面が小さい、いくら広げられるといっても限界があるということですので、図書館だけということではなく、市全体の取組としてご高齢の方にどう情報環境を広げていくかというのは課題なのかという風に思います。
委員:裏面のところの障がい者支援で音訳のボランティアをやらせていただいているのですけれど、今年朗読のブラッシュアップ講座とか音訳の研修をしているのですが、それがまん延防止で1月、2月に予定していたのが無くなってしまって、来年度ぜひ開催していただきたいなと思いますのでよろしくお願いします。
会長:見込みとしてはどうですか。
事務局:予定はしております。今年度も準備はしていたのですが、調整の中で難しくなったのです。
委員:わからないところとかも、聞きたいところもあったのですけれど中止になってしまったので。
事務局:今年度につきましては、まん延防止のためやむなく中止になったのです。来年度は例年どおりブラッシュアップ講座を予定しておりますのでよろしくお願いします。
委員:電子図書館と図書館ボランティア養成研修についてお伺いします。電子図書館についてなのですけれども、アクセス権の確保か買取り制を考えておられるのかどちらなのでしょうか。また、収集方針などどのようにお考えになられるのか、今何か検討されているのかということをお教えください。2点目の図書館ボランティア養成研修なのですが、乳幼児から小学生とその保護者となっていますが、中高生に向けたサービスを提供していただけるような市民ボランティアの方々を養成していくという考え方はないのでしょうか。この2点について、ご意見お聞かせください。
事務局:一点目ですけれども、ライセンスということで2,000タイトルとご案内しましたけれども、買取りを予定させていただいています。資料の収集につきましては、電子であるということの特性も考えながら、これから司書、専門職とも検討してまいります。2点目の図書館ボランティア養成研修についてなのですが、現在のところおはなし会の対象が、乳幼児小中学生までというものでして、もちろん年齢の制限のないおはなし会、お楽しみ会等もございますが、対象を中高生に絞ってというところで、まだ検討中といいますか、何か良いものがありましたら参考にしながら検討しているところです。
委員:ここには載っていないことなのですけれど、図書館のこういった取組を含めて図書館のホームページとか市の週刊たかメールとかメールマガジンですね。ホームページは自分から行かないといけませんけれど、例えばラインの登録をしていると毎週受け取れて、子育てのところには今週のおすすめ図書ということで、図書館の職員さんが短い文章ですがご紹介いただいているのですけれども、これの効果ってかなり高いものなのなのかどうか、ちょっと教えていただきたいのですが。
会長:なかなか直接的に効果を計るのは難しいとは思いますけれども。
委員:その本がよく借りられるとか現象とか現れるのでしょうか。
事務局:効果が現れるのでしたら、中央をはじめ各館で行っていますが、本棚に入っていると背表紙しか見られないのですけれど、展示コーナーで面展といって表紙を出しますと大幅に動くことがあります。科学分野の本とかなかなかお借りにならない、ブックレットなど薄い本、冊子みたいな本ですが背表紙だけだとなかなかお借りにならない。そういう展示をしますと結構動いていたというのもありますし。科学の100冊のように、団体がキャンペーンをしておられてその展示をすると動くというのもありました。
事務局:本の紹介も、あえて良い本なのにあまり読まれていない本を紹介しているので、紹介したから100回貸し出しされるということではないのです。受賞された本は皆さんご自分で借りられるのですが、そうでない良書もたくさんございますのでそちらの方を紹介させていただくと、貸し出しにはなることは一定あるかと思います。
委員:たくさん取組はしていただいているので、図書館に行こうという動機づけがそういったものから発生していくのかなと思うので、特に中高生など対象を決めて図書館に足を運んでほしいというのもありますので、何か仕掛けみたいなものが、戦略的にやられているのかなと思って質問したのですけれど。実際のところ、やはり特集を組んで実物を見ないと動かないということでしょうか。
事務局:ニュースとかWEBもきっかけになります。例えば、今年に入って王将戦がありまして、高槻全館で将棋に関する展示をさせていただいて、それが市のホームページに紹介されまして、普段来られていない方も将棋の資料の展示、封じ手ですとかを目当てに見に来られるとかもございました。各部署のイベントなども見ながら展示を考えていくと、大きな反響があるときもありますので、徐々に広がっていくのではないかなと思います。
委員:もちろん今回の子ども読書活動推進計画も、1冊も読まないこどもたちがどのように本を読み進めるのかなというのが大事だと思いましたので。将棋の場合はもちろん図書館も頑張っていただきましたし、市内の本屋さん自身もそれこそ将棋フェアみたいなものをして頑張っていただいていたなという印象があるのですけれど。そういうところで波状的に取り組んでいただいたらありがたいなと思いますし。別にデジタル図書を貸し出ししているわけではないのですけれど、議会でも来年度の学校図書の予算化に向けてお話しが進んでいて、それこそ一校400冊の蔵書を見込んでいるのですけれど。もちろん、特に私は、小学生なんかはリアルな紙に印刷したものをまずは読むとか、読んでもらうとか、集団でそれを共有するとかの経験が非常に大事だなと思っているので、そういった意味ではこういった丁寧な活動の充実というのは非常に重要だなというように思いますので、できるだけ子どもたちが本に親しんでいただく環境づくりっていうのは、ご努力いただきたいなと思います。
委員:今言っていただいたのですけれど、学校図書館の蔵書が増えそうだということで、本当に喜んでおります。ただやっぱり学校図書館で買うということですと、今まで置いてあった本、廃棄寸前の本とかの入れ替えのような形で使ってしまったりすることがあると思いますので、ぜひ市の図書館のセット貸し出し事業の方も、たびたび申し上げているのですが充実していただいて学校図書館の情報センターとしての役割にお力をいただけたらということと、それから、学校図書館もこれから活動を充実していくためには人手が必要ですので、ボランティアさんが少しでも増えたらいいと思っていますのでボランティア養成研修等もやはり積極的にやっていただきたいということをお願いしたいと思います。また、子どもが本を手に取らない、不読率の問題もありますので、やはり子どもが本を好きになるためには保護者の影響というのは大きいと思いますので、お子さんを持つ保護者が図書館に行ってみようかなと思うような、やっぱりコロナの時代ですけれどもイベント等をやっていただいて少しでもその時に、ああこの本は子どもと読もうというきっかけを作っていただけたらなと思います。中高生も不読率が高いようですので、ビブリオバトルなどのイベントをすると、結構子どもたち、高学年の子はすごく好きですので取り組んでいただけたらなと思います。
会長:ご要望ということでよろしくお願いします。何かございますか。
事務局:今おっしゃっていただいた学校図書館については、私共の後方支援のところについては、先ほど説明もさせていただきましたけれど、それについては、やらせていただきたいなと思いますので。ビブリオバトルは、何度かおはなしさせていただいていますけれど、今日、服部図書館長も来ていますけれども、服部図書館はティーンズということに焦点をあてて特色として出している図書館なので、ビブリオバトルもやっているのです。
事務局:服部の場合は、コロナ前は年2回やっておりました。
事務局:コロナによって人との距離をすごくとらないといけないということになりましたので。今まで、おはなし会でもお母さんが子どもさんを連れてきていただいていたのですけれど、2メートル開けるとパッと見た感じガラーンとした感じにしか見えないのですけれども、それでも来ていただいていますし。あと、栄養士さんに来ていただいているのもあります。
事務局:おいしい絵本の会という名前で、子ども保健課の栄養士の方から食育の話をしに図書館のおはなし会に参加してもらう月を、年数回設けまして、食べ物などにまつわる楽しいお話の読み聞かせの後に、食育の話を専門家の方からしていただくということで。今コロナ禍で少ない定員なのですけれども、いつも定員いっぱいで、参加していただいています。専門の部署とも連携しながらおはなし会ができればなと思っています。
会長:先ほどの将棋の話もそうですけれども、食育の話も、普段そういったところで図書館に縁のない方も図書館に興味を持ってもらえるということはあると思いますので、そこはぜひ様々な部署などと連携しつつ、また市内の様々な組織とのつながりも模索していただいて新たな道を開拓していただけたらと思います。
委員:コロナ禍で図書館に行けない状況というのがあるのですが、その中でもすごい図書館頑張っていただいている、さっきおっしゃっていた面展などでもすごく熱心な取組をされていてぜひ皆に来ていただきたいというものもたくさんありますし、また、コロナ禍で人数が少なくなったこともあって、レファレンスをすごく丁寧にやってくださって、各館で。非常に使いやすい図書館というか、図書館の方々が頑張ってらっしゃるものがあります。ただ、それが発信しきれていないというか。私なんかはヘビーユーザーなものですから高槻市に限らず色んな情報を取り入れて、資料を探しに行くのですけれど。保護者にしても、やはりスマホが情報源になっているので、ほかの図書館のエリアではインスタとかツイッターですとか頻繁にこんな本があるよというような発信ですとか、コーナー展示のところの写真を掲載するだけでもずいぶん波及力があるなと思うので、行ってみたいと思うので、ぜひそういうことで魅力をどんどんアピールしていったらいいのに、もったいないなという風にいつも思っています。本当に図書館でもおはなし会がないものですから、子育て広場の方にも何か読み聞かせ難民じゃないのですけれど、結構な親子連れが合間を縫ってやってきて、私たちの文庫の出前ボランティアなんかをあちこちで開かなくてはいけなくて。開かないといけない状態なので、人数が少なくても居心地の良い、本がありますよという、安心したというか。やっぱり保護者の人たちというのは、どんな本がいるかというのを知りたがっておられるので、そういう見えない要求みたいなものを、うまくキャッチして情報発信していただけたらなと思います。ヤングアダルト向けのふれあいプラザや先ほど言ってらしたビブリオバトルというのも、高槻の中ですごく強い団体がありまして、茨木に勝ったのですけれど、常勝メンバーが活躍しておられますので、ぜひそういう人たちと協力して楽しいイベントを、オンラインでやっていましたから。図書館にある本を使ってこんな楽しいことができるよというものを協力してやっていけたらなと思いますので、取組の方、期待したいと思います。
会長:強いビブリオバトルの団体というのはどういう年代の。
委員:大学生が出所になっていて、高槻対茨木とかでいい勝負していますので。生駒の方でビブリオに参加したのは、長岡京だったと思うのですけれど、見えないところで僅差の戦いをして盛り上がっているので、ぜひそういうのは高校生ですとか、私たちが読まないような本をよく知っていますので、参加するとすごく自信を持てて本の楽しみ方を広げていけるんじゃないかなと思います。それこそGIGAスクールが進んで小中学生がタブレットを持って図書館にやってくるでしょうから、それに対する対応というのも図書館の方できっちりした利用者教育みたいなものをサポートしていただければありがたいなと思います。
会長:今のお話の中にSNSで情報発信をするとかいうような話も出ていましたけれども、そのあたりはどうでしょうか。
事務局:高槻市は情報発信は厳しめというか、管理をしっかりしているので、部署ごとの情報発信が難しいというのがあったのですけれど、内部の体制も整備されつつありますので、職員の訓練もしていきたいなと思っています。市のホームページがこの3月に変わりますので、それに伴って色々変わる予定でして。図書館ホームページはそのままなのですけれど、システムと連動していますのでなかなか変えにくいのです。
会長:次のタイミングはいつですか。
事務局:再来年かな。
会長:では、来年度には次に向けた。
事務局:そうですね。ただ、システムもパッケージがベースにありますのでそんなには変わらないかなと。それを変えようと思うと、別に費用が掛かったりしますので。
会長:でも、見にくいと思われたらそれは対応される。
事務局:もちろんそれはユーザー目線で行うのですけれど、例えばこれをこっちに変えるとすると、簡単に変えられたらいいのですが、別途という話になると、じゃあそれはということにもなってくるのか、その辺はどこまでできるかいうのはせめぎ合いながらということになりますけれども。もちろん、できるだけ使いやすいような形というところで作らせてもらっていますので。
委員:すみません。それに関してなのですが、図書館のホームページでデイジー図書とか探すにしても、障がい者の方へというのがホームページに出ているのですが、これっていったい誰が見て検索してたどり着くのかなというのが、単純な疑問だったので。そこから盲人の方とか、識字困難な方がそこでクリックして探してお願いしようっていうのは思わないから、他のツールとかあるのかなと思ったのですが。
会長:ホームページって、通常、そのような視覚障がいの方は自分のリーダーを使われるのが一般的なのですよね。
事務局:視覚障がいの方とは、団体さんと色々連絡を取り合って、団体さんのニュースに図書館をご紹介いただいたりということもしています。図書館からの発信だけでなく、団体さんからも図書館にはこんなことがありますよとご紹介していただいていまして、双方で行っています。目の不自由な方向けではないですが、指差しのコミュニケーションボードも全館の窓口に設置しましたので、また、お帰りの際にご覧いただければと思います。
会長:団体さんとコミュニケーションをとられるときに、そういった要望なども吸い上げられているのですか。
事務局:読書バリアフリー法ができましたので、図書館としてもできることは何かと模索しているというのもございます。
会長: SNSも今後どうなるかわからないのですけれど、他の図書館ではYouTubeにチャンネルを持っていたりとか、動画での発信とかも増えてきていますので。そういったことも含めて色々可能性にチャレンジしていただけたらなと思います。他よろしいでしょうか。ありがとうございます。予定されていた案件は以上となります。事務局からなにかありますか。
事務局:本日は、貴重なご意見いただきましてありがとうございます。令和4年度につきましても、本日ご報告いたしました第2次高槻市子ども読書活動推進計画に基づきました施策の推進や、色々ご質問いただきました電子図書館の導入など、それ以外の図書館サービスの充実に努めてまいりたいと考えております。委員の皆様におかれましては、来年度も引き続きよろしくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。
会長:第2次高槻市子ども読書活動推進計画もこれで、スタートとなりましたので、ぜひこれに沿った形でよりよくしていただきますようよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。
(以上)