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2019年4月に厚生労働省から「授乳・離乳の支援ガイド」が発表されました。ここには、最新の研究に基づいて、授乳や離乳のことが詳しく書かれています。
今回は、この新しいガイドに沿って作られた資材を紹介します!
赤ちゃんに母乳を与えたいと思うお母さんは、乳幼児栄養調査からもかなり高い割合でいることが分かっています。妊娠して出産したら、誰でもすぐに母乳がたくさん出てくる・・・と思っている方も多いと思いますが、必ずしもそうではありません。
しかし現状では、母乳がなぜ赤ちゃんにとってよいのか、実際母乳を飲ませるにはどうしたらいいのか、母乳育児に力を入れている病院があることなど詳しく紹介されることが少なく情報を手に入れることが難しいのが現状です。
妊娠中から、授乳方法について正しく知ってもらいたい!と、啓発資材が作成されました。
妊娠中から出産直前や直後など、それぞれの時期に役立つ情報が満載です。
妊娠中に知っておきたい!
もうすぐ出産!
その他、産後2週間からの「授乳のギモン解消ガイド」もあります。
離乳については、本やインターネットでも多くの情報を手に入れることができるのが現状です。逆に、情報が多く正しい情報を手に入れることが難しいこともあります。
作った啓発資材では、離乳食を遅らせてもアレルギー予防にならないことや大人の食事からの取り分け方法などポイントを絞って、離乳についての正しい知識を伝えています。
その他、離乳食の進め方を表にした「離乳食ざっくりスケジュール」もあります。
<詳しくは・・・>
下記のサイトに資材が掲載されています。一度のぞいてみてくださいね。
授乳や離乳について(こども家庭庁)<外部リンク>
離乳食教室を実施しています。離乳食の開始時期には、「もぐもぐ教室」、幼児食に向けた中期から後期には「ぱくぱく教室」がオススメです。
今の状況で教室への参加をためらってしまう方もいらっしゃると思います。そんな時にはもぐもぐ教室のテキストもホームページで見ることができるので、参考にしてください。
また、「ママパパ教室」で妊婦さん向け食事についてのお話もしています。
子ども保健課では、栄養士、保健師等が電話や訪問でお悩みをお聞きしています。気になることがあれば一人で悩まずお電話ください。お待ちしています。
記事作成:子ども保健課(648-3272)