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「子どものくつ選びのコツ」を開催しました

ページID:136788 更新日:2024年10月16日更新 印刷ページ表示

令和6年10月11日(金曜日)に上級シューフィッターの大持進一さんをお招きし、乳幼児期の足の成長や健康、正しい子どもの靴の選び方ついてお話をしていただきました。

 

日本の靴の歴史は100年以上になりますが、もともとファッション中心として入ってきたため、ヨーロッパ先進国の靴の文化に比べ考え方が未成熟とのこと、ドイツでは7歳まで国家予算で9回も足の検診をするそうです。107歳まで寿命が延びると言われる中、健康寿命はどうでしょう?

でこぼこ道がなくなり歩かなくなり現代っ子の足はひ弱になっています。浮き指、コンニャク足、外反母趾、内反小趾になる→まっすぐに立てない→姿勢が悪くなる→集中力、持続力、思考力、判断力などが下がるということが起こります。赤ちゃんの足には骨がなく、3歳から7歳の幼児期に土ふまずが形成されます。人生の足の基礎がこの時期に決まるため、たとえ、親から見ると元気すぎると感じても、子どもが子どもらしくわんぱくに遊ぶことが土ふまずを形成していくのにつながるので、見守ってあげることも大切だと話されていました。正しい履き方を覚えさせるのもこの時期で、靴選びのコツも教えていただきました。サイズは土ふまずの長さで決め、指の形はエジプト型(親指長い)、ギリシャ型(人差し指長い)、スクエア型(同じ長さ)の人がいるので型にあったデザインを選びます。中敷きに足を乗せ靴のなかで足の指が自由に動き、足の曲がりたいところで曲がってくれるかを確認します。紐やマジックテープはしっかりしめて歩きます。子どもがご機嫌に靴をはいてくれる「かかととんとん」のうたも紹介していただきました。シンプルなメロディーで覚えやすく‘かかととんとん、きゅー’と靴を履く時間も楽しくなりそうですね。靴下は履く方が良いかの質問がありましたが、触覚は大切で鈍感にさせてあげるとかわいそうなので寒い季節でなければ履かない方が良いですよと教えていただきました。本日参加していただいた親子には、フットプリントによる足型計測もしていただきました。お母さんも自分の足型のタイプを知ることができて今後の靴選びの参考になるとおっしゃっていました。子育て総合支援センターでは色々な講座を開催しています。ぜひ、高槻市ホームページをチェックしてみてください。

くつのお話の画像くつの履き方の画像フットプリントの画像


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