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ハンセン病問題を正しく理解しましょう
ハンセン病回復者の被害と名誉の回復を目指して 中学生向けパンフレット「ハンセン病の向こう側」
ハンセン病は、らい菌の感染によっておこる感染症です。決して遺伝しない病気ですが、過去においては遺伝病として恐れられたり、隔離が必要な程の伝染性がある病気として誤解されてきました。
そのような誤解が、「いわれのない差別や偏見」を生じ、重大な人権侵害をもたらしました。
現在では治療薬が開発され、投与することにより障がいを残すことなく治療できます。
また菌の感染力が非常に弱いことから、感染することはきわめてまれで、かりに感染してもそのなかから発病する人はさらに少ない病気です。
ハンセン病患者や回復者が地域社会から孤立せずに平穏な生活を送れるよう、ハンセン病について正しく理解することが求められています。
厚生労働省ではハンセン病に対する差別や偏見を解消し、ハンセン病患者や元患者の名誉を回復することを目的とした、中学生向けパンフレットを作成しました。
詳細は厚生労働省ホームページをご覧ください。
一人一人がハンセン病について正しく理解し、差別や偏見のない社会の実現を目指しましょう。
- 中学生向けパンフレット「ハンセン病の向こう側」(厚生労働省)<外部リンク>
- ハンセン病問題を理解するために(大阪府)<外部リンク>
- 大阪府ハンセン病実態調査報告書<外部リンク>