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地域包括支援センターをかたる不審電話にご注意!
「地域包括支援センター」を名乗る不審電話が相次いでいます。ご注意ください。
介護サービスの利用状況や、家族構成や貯金額など個人情報を尋ねるケースや、有料老人ホームに入所する権利があると言ってくるケースがあるようです。
これらは詐欺の電話です。すぐに電話を切りましょう。
事例
固定電話に地域包括支援センターを名乗る電話があり、優先的に施設に入れる権利があるという。自分一人では決められないというと電話は切れた。担当の地域包括支援センターに問い合わせたら、そのような電話はしていないと言う。(80代・女性)
- 【解説】
- これは、複数の人物が登場するいわゆる「劇場型勧誘」の詐欺電話です。
「有料老人ホームや介護施設などに入居する権利を譲ってほしい」と持ち掛け、承諾すると「権利を譲るために取引実績が必要でお金を振り込む必要がある」などと言葉巧みにお金を支払わせるケースや、
後日、別の人物から電話があり、「権利を譲ったことは犯罪で、逮捕される。逮捕されないためには、お金を払う必要がある」といってお金を支払わせるケースなどがあります。
すぐに電話を切ってご相談ください
- おかしいな?と思ったらご相談ください。
高槻警察署 072-672-1234 (緊急の場合は、110番)
消費生活センター 072-682-0999 - お住いの地域を担当する地域包括支援センターについては、「地域包括支援センター」 のページをご覧ください。
不審電話への対策をしましょう
- 家にいるときも留守番電話に設定し、知らない番号からの電話には出ないようにしましょう。
- 非通知や知らない番号からの電話には、かけ直さないようにしましょう。
- 身に覚えのない内容は、事業者の本来の連絡先を自分で調べて、問い合わせましょう。
- 口座番号や暗証番号は、聞かれても教えてはいけません。
- お金の話が出たら、支払う前に家族や消費生活センターに相談しましょう。