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詐欺です!企業や警察などをかたる電話に注意!
有名企業や警察などの公官庁をかたるニセの電話が増えています。被害は高齢者だけでなく、20歳代、30歳代などの若い世代でもでています。
事例
事例1
通信会社を名乗り、「料金が未払い」という自動音声の電話があった。
指示に従って「1」を押して、オペレータと通話。すると、口座を確認する必要があると言われインターネットバンキングの口座番号と暗証番号を伝えた。後日、口座を確認すると数百万円引き出されていた。
事例2
電話にでると、自動音声が流れ、日本年金機構と名乗り「書類の提出確認が取れないため、手続きしないと年金の支給が止まる」という。普通は書面で通知があるのではないか?
事例3
携帯電話に着信があり、警察官を名乗り、「あなたの携帯電話番号が犯罪に使われている。このままでは、あなたは逮捕される。」と言われた。SNSに切り替えるよう言われ、ビデオ通話で警察手帳なども見せられ、尋ねられるままに個人情報をいろいろ答えた。誰にも言ってはいけないと言われているが、本当に警察だろうか。
アドバイス
- 「逮捕される」「停電する」「電話を止める」「法的措置をとる」などと言って、あわてさせる詐欺の手口です。
- 個人情報を聞き出したり、「口座を確認する」「手数料がいる」などと言いお金を振り込ませたりします。
- LINEなどのSNSに誘導する手口もありますが、警察など公官庁がSNSを使ってやり取りすることはありません。
- 詐欺にあった場合、お金が戻ってくることはまずありません。
- 被害にあわないよう普段から対策をすることが大切です。
普段から詐欺対策を!
- 家にいるときも留守番電話に設定し、知らない番号からの電話には出ないようにしましょう。
- 自動音声の電話は、すぐに切るようにしましょう。
- 非通知や知らない番号からの電話には、かけ直さないようにしましょう。
- 身に覚えのない内容は、公式サイトなどで連絡先を自分で調べ、問い合わせましょう。
- 口座番号やカード番号、暗証番号は、聞かれても教えてはいけません。
固定電話の対策について、詳しくは「今すぐ固定電話の特殊詐欺対策を!」をご覧ください。
おかしいなと思ったら ご相談ください
少しでもおかしいな?変だな?と思ったら、お金を振り込む前にご相談ください。
- 高槻警察署 072-672-1234
- 消費生活センター 072-682-0999
- 消費者ホットライン 「188」 ※お住まいの地域の消費生活センターをご紹介します。
特殊詐欺に関する情報
【国民生活センター】「2時間後に電話が使えない!?」個人情報を聞き出す不審な電話にご注意!<外部リンク>
【国民生活センター】自動音声の電話で未納料金を請求する詐欺に注意!-実在する事業者をかたって電話をかけてきます-<外部リンク>
【警察庁】警察官をかたる詐欺が増加中<外部リンク>
【厚生労働省】厚生労働省職員や機関を装った不審な電話・メールにご注意ください。<外部リンク>
【総務省】総務省職員を名乗る不審電話にご注意ください<外部リンク>
【日本年金機構】日本年金機構の職員や委託事業者などと称して、現金を詐取する「不審な電話や訪問」にご注意ください<外部リンク>