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ナガミヒナゲシにご注意!
ナガミヒナゲシは、ヨーロッパ原産の一年草で、4月から5月ごろにポピーに似たオレンジ色の花を咲かせます。特定外来生物の指定は受けていませんが、一個体が大量の種を持つため繁殖力が強く、生態系に影響を及ぼす可能性があります。
写真提供:あくあぴあ芥川共同活動体(高槻市立自然博物館 指定管理者)
特徴
- 花色 :朱色がかったオレンジ色(淡赤色)
- 花弁 :基本的に4枚
- 開花時期 :4から5月
- 葉 :細かく切れ込みが入る
- 茎 :硬い毛が生え、高さが15から60センチメートル程度
- 果実 :長さは約2.5センチメートルで、細長い形をしている
- 種子 :一つの果実に約1600粒入っており、未熟な種子でも発芽力がある
写真提供:あくあぴあ芥川共同活動体(高槻市立自然博物館 指定管理者)
駆除の方法
- 手がかぶれるおそれがありますので、直接触らないように気をつけてください。
- 軍手やゴム手袋を着用し、根から引き抜き、「可燃ごみ」としてお出しください。
- 根から抜けない場合は、できるだけ地上近くで刈り取ってください。
- 花が咲く前の駆除が効果的です。
- 特定外来生物ではないため、運搬の規制はありませんが、種の飛散を防ぐため、ごみ袋などに入れて密封してください。
堺市ホームページより引用
その他
ナガヒミナゲシ以外にも、成分や形状などから人体に害がある植物があります。
不用意に触れたり食用にしたりするなどで被害を受けないよう注意してください。