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令和7年高槻市二十歳のつどいを開催しました
1月13日の成人の日に、「令和7年高槻市二十歳のつどい」を高槻城公園芸術文化劇場南館で開催しました。
今年対象となる二十歳の方は3,355人で、会場には約2,300人が来場されました。
式典
式典は高槻北高等学校和太鼓部による迫力あるオープニング演奏から始まりました。
力強い和太鼓の音が、会場の皆さんの門出を彩ります。
オープニング演奏終了後は、国歌・市歌の斉唱、そして二十歳の代表による市民憲章朗読を行いました。
主催者を代表して、濱田市長から式辞があった後、ご来賓を代表して、平田市議会議長から二十歳の皆さんへのお祝いと励ましの言葉が贈られました。
式典のプログラムの最後は、二十歳の代表による決意の言葉です。
二十歳の代表は、これまでお世話になった方への感謝や、「大人」としての決意などを、一言一言に重みを感じながら、しっかりと表明していました。
式典に参列した二十歳の方々もそれぞれの夢や目標を掲げ、新たなスタートを切られたことと思います。
市長式辞
新年あけましておめでとうございます。
高槻市長の濱田剛史です。
「令和7年高槻市二十歳のつどい」の式典開催にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
このたび二十歳の大切な節目を迎えられた皆さん、誠におめでとうございます。
新しい時代を担う皆さんが心身ともに健やかに成長され、本日を迎えられましたことに心よりお祝い申し上げます。
また、皆さんを今日まで温かく見守り、健やかに育ててこられたご家族の皆様にもお慶びを申し上げます。
そして、ご来賓の皆様におかれましては、公私ともお忙しい中、この門出を祝うためにご臨席を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、皆さんは二十歳になり、これからは自らの責任の下で、自らの将来を考え自らの力で人生を歩んでいかなければなりません。
しかし、今の皆さんは、将来について様々な夢を思い描くことができる反面、色々な迷いもある時期だと思います。
既に将来の方向性を決めている方もおられるかもしれませんが、将来、どうするかを決めかねている方、特に、将来、高槻から離れるかどうかを迷っている方もおられるかと思います。
そういった方には、まずは自らが生まれ育ったわが街高槻の歴史や文化などをお調べになることをお勧めします。
高槻は、大阪にも京都にもない、独自の文化、風土、伝統を育んできました。わが街高槻に対する強い誇りをお持ちの市民の方が多いのも、この言わば「高槻圏域」ともいうべき、独自の都市圏、文化圏を有していることが大きいものと思われます。
皆さんが、高槻の歴史や文化などをお調べになれば、豊かな歴史や文化の奥深さ、都市としてのポテンシャルの高さ、住みやすさなどを知ることになるでしょう。その上で、皆さんそれぞれが、将来どこで何をするかということを決めても遅くはありません。
今、高槻市においては、そのような高槻が持つ強みをいかしたまちづくりを進めており、全国的に注目を集めているところです。
子ども子育て関連では、子ども医療費助成の拡大、がん検診の無償化、小中学校給食費の恒久的な無償化を実現しています。
また、安満遺跡公園の開園や、ここ高槻城公園芸術文化劇場の開館、そして、昨年12月には、日本将棋連盟の西の拠点である関西将棋会館が本市に移転オープンし、本市の知名度が飛躍的に向上し、全国的に広く知られることとなりました。
今後も、小学校給食費の完全無償化に続き、府内初となる「子ども医療費の完全無償化」を4月から実施します。
また、中核市高槻の玄関口として、風格と魅力あるものとなるようJR高槻駅南地区のまちづくりや、かつての高槻城があった高槻城公園、寺内町として発展し歴史資産が豊富な富田地区、国史跡芥川城跡などの摂津峡エリアなど、本市の持つポテンシャルを最大限にいかしたまちづくりを進めます。
できれば、皆さんには、引き続き高槻に住んでいただき、ふるさと高槻を「大阪の高槻」から「日本の高槻」へ飛躍させるため、若さあふれるエネルギーと柔軟な発想力、力強い突破力、発信力を存分にいかしてまちづくりに参加していただきたいと思います。
また、様々な事情で市外にお住まいになる方もおられると思います。そのような方でも、是非、高槻の素晴らしさを周囲に発信していただければ幸いです。もちろん、我々も、引き続き、皆さんの発信内容にふさわしいまちづくりを続けていきます。
いずれにしましても、高槻で生まれ育ったということを大いに誇りに思い、これからの人生を歩んで下さい。
結びといたしまして、皆さんの人生がより一層充実し、大いにご活躍されることをお祈り申し上げますとともに、お集まりの皆様の益々のご健勝・ご活躍を祈念申し上げ、私の挨拶といたします。