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人が生きていくためには、1人あたり1日3リットルの飲料水が必要といわれています。いつ災害が起きて断水しても困らないように、各ご家庭で、3リットルの飲料水を家族の人数分、最低でも3日分は準備するよう心がけてください。
※大規模災害に備えるには、1週間分の備蓄が望ましいといわれています
断水は、地震だけではなく、台風や大雨によって停電した場合等にも起こる可能性があります。日頃の備えは、これらへの備えとしても有効です。
蛇口から出たそのままの水を、十分に洗浄した清潔な密閉容器(ペットボトル・ポリタンク等)に、空気が残らないよう、口元いっぱいまで入れてください。
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水道水を保存する場合は、沸騰させないでください。沸騰させてしまうと塩素による殺菌効果が失われてしまいます。
保存期間の目安は、
直射日光の当たらない風通しの良い場所(常温20度程度)で3日間
冷蔵庫で1週間 です。
なお、保存期間を過ぎた水は、掃除や洗濯などにご使用ください。
災害への備えとして、災害用備蓄水やペットボトル水を購入し、ローリングストック(日常生活で備蓄した水を使用し、常に新しいものに入れ替える方法)をしておいてもかまいません。
断水したときは、飲料水だけではなく、生活用水も必要です。お風呂でつかった水は、捨てずにため置きしておけば、洗濯、掃除、トイレなどの生活用水に利用でき、火災時は消火用水としても使用できます。災害時には大変貴重な水となるため、お風呂のお湯はすぐに流さず、貯めておきましょう。
断水により給水場所へ水をもらいに行くときに備え、ポリタンクや給水袋など、水を入れる容器を日頃から準備しておきましょう。給水時には、容器を持参していただく必要があります。