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高槻市内でオオサンショウウオを見つけたら

ページID:004655 更新日:2022年3月31日更新 印刷ページ表示

高槻市を流れる芥川には、特別天然記念物「オオサンショウウオ」が生息しています。オオサンショウウオは、これまで川の上流域の渓流のみに生息するとされてきましたが、最近では中・下流域にも生息していることがわかってきています。
芥川の中・下流域でオオサンショウウオを目撃しても、周辺に棲みかがあるかもしれませんので、決して捕まえたりしないでください。不必要に触ったり、動かしたりすることは法律で禁止されています。また、噛み付かれるなどの危険があります。
一方、洪水で流されて傷ついたり、堰などを越えられずに衰弱して動けなくなっていることもあります。そのようなオオサンショウウオを発見した時は、下記連絡先までお知らせください。

連絡先

動けなくなっているオオサンショウウオを見つけたら、自分で捕まえたりせずに、発見した時間場所状況などを下記までお知らせください。
連絡をいただきましたら、職員が現地に出向いて確認し、必要に応じて保護し、個体確認等を行って安全に生息できる場所に放流します。

高槻市 街にぎわい部 文化財課
電話:072-674-7652
お問い合わせフォーム(パソコン・スマートフォン用)<外部リンク>

※フォームでのお問い合わせは回答までに日数をいただきます。
お急ぎの場合は必ずお電話でお問い合わせください。

土・日・祝日はこちら
高槻市立今城塚古代歴史館
電話:072-682-0820
お問い合わせフォーム(パソコン・スマートフォン用)<外部リンク>

「オオサンショウウオ」とは

世界最大の両生類として有名で、西日本の山間部や周辺の河川に生息し、生息地域を限らず、国の特別天然記念物に指定されています。別名「ハンザキ」とも呼ばれています。
体色は茶褐色が多く、黒褐色の黒斑(こくはん)があり、普通見かける体長は50-80センチメートルで、野生で1メートルになれば最大級といわれています。

平成27年8月に保護したオオサンショウウオ(体長97.5センチメートル)の画像

平成27年8月に保護したオオサンショウウオ
(体長97.5センチメートル)

最近の保護事例

令和3年7月

大字原の用水路にオオサンショウウオがいると複数の目撃者から連絡を受け、一時保護。体長、体重等を計測し、マイクロチップによる個体識別を行い、平成24年から平成28年にかけて3回保護された個体と同一と判明。芥川上流に放流。

平成28年6月

大字原の用水路にオオサンショウウオがいると駐在所から連絡を受け、一時保護。体長、体重等を計測し、マイクロチップによる個体識別を行い、平成24年7月および平成27年8月保護と同一個体と判明。芥川上流に放流。

平成27年8月

大字原の用水路で、オオサンショウウオが堰の前で立ち往生していると複数の目撃者から連絡を受け、一時保護。体長、体重等を計測し、マイクロチップによる個体識別を行い、平成24年7月保護と同一個体と判明。芥川上流に放流。

平成24年7月

川西町三丁目の芥川で、オオサンショウウオを釣り上げた発見者から連絡を受けて、一時保護するとともに、体長、体重等計測し、個体確認を行った後、マイクロチップをとりつけて、芥川支流・出灰川に放流。


各件とも、目撃者・発見者からの連絡で保護し、安全な場所での放流に至っています。ご協力ありがとうございました