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マンションは、都市部を中心に持家として定着し、重要な居住形態の1つとなっていますが、各区分所有者の共同生活に対する意識の相違、多様な価値観を持った区分所有者間の意思決定の難しさなどから、建物を管理していく上で多くの課題を有しています。
特に今後、建設後相当の期間が経過したマンションが増加していくものと見込まれ、これらに対して適正な管理がなされないまま放置された場合、区分所有者の住環境の低下のみならず、外壁の剥落等による近隣住民への被害や、資産としての価値の低下など、様々な問題を引き起こす可能性があります。
このような状況を踏まえ、令和2年6月24日にマンションの管理の適正化の推進に関する法律が改正され、国は基本方針を策定し、国、地方公共団体、管理組合等の役割を明確化するとともに、マンションの管理の適正化の推進を図るために必要な事項を定めました。
これを受け、本市では、マンションの管理水準の維持向上と管理状況が市場において評価される環境整備が図られるよう、「高槻市マンション管理適正化推進計画」を策定し、市内のマンションの管理の適正化を効果的・計画的に推進していきます。
高槻市マンション管理適正化推進計画(概要版) (PDF:869KB)