本文
こんにちは。市民生活環境部長の松本です。
花の盛りもいつしか過ぎて、葉桜の季節を迎えましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、高槻市では現在6割を超える方がマイナンバーカードをお持ちですが、今回はマイナンバーカードを使ってできることの一つ、証明書コンビニ交付サービス(コンビニ交付)についてご紹介します。
近年「DX」という言葉を耳にすることが増えたのではないでしょうか。ICT(情報通信技術)の急速な普及に伴い、自治体においても多岐にわたる手続きをオンラインで行い、市民の利便性向上や自治体の業務効率化などを目指す動きが活発になっています。これまでは市役所を訪れ、書類を記入して提出し、場合によっては長い待ち時間が生じていた手続きのいくつかは、すでに市役所を訪れずとも手続きが行えます。そして今後も多くの手続きがオンライン化されていくことが予想されます。
今回ご紹介するコンビニ交付は、そういったICTによってオンライン化され、便利になったサービスの一つです。
「コンビニ交付」は、マイナンバーカードを使用することで、住民票などの証明書を身近なコンビニで取得できるサービスです。この「コンビニ交付」は、市役所の業務時間外でも証明書を取得できるなど、便利な点が沢山ありますのでいくつか紹介します。
勤務先の近くや帰省中などでも利用できます。市役所に行く必要がなくなります。
一部証明書を除き、早朝から夜まで(午前6時30分から午後11時まで)取得できます。土曜日、日曜日、祝日も利用可能。
キオスク端末(マルチコピー機)の操作開始から数分で証明書が取得できます。請求書の記入も必要ありません。
このようにとても便利なコンビニ交付ですが、令和5年1月30日からはさらに大きなメリットが加わりました。
これまで、証明書1通あたりの交付手数料は、コンビニ交付と窓口交付は同額でしたが、令和5年1月30日から、市民サービスの向上、マイナンバーカードの普及促進、感染症対策及び窓口の混雑緩和を図るために、コンビニ交付手数料を100円減額しました。市役所の窓口で手続きするより、低額で証明書を取得できますので、ぜひコンビニ交付サービスをご利用ください。
(1)コンビニ等に設置されているキオスク端末(マルチコピー機)で「証明書の交付」メニューを選択
(2)マイナンバーカードを読み取り機の上に置く
(3)「お住まいの市区町村の証明書」または「お住まいの市区町村と本籍地が異なる方の戸籍関連証明書」を選択
(4)暗証番号(数字4ケタ)を入力
(5)取得したい証明書の種別、記載項目の有無を選んで必要部数を入力
(6)内容を確認して交付手数料を入金
便利なコンビニ交付を利用するにはマイナンバーカードが必要です。マイナンバーカードをつくる方法は次の通りいくつかあります。ご自身に合った方法でぜひ申請してください。
2.3.4の方法で申請した方には、発行したカードをご自宅に郵送しますので非常に便利です。
1.郵送・インターネットで申請する方法
2.市役所窓口で申請する方法
3.市内各所で実施される出張窓口で申請する方法
4.団体向けの出張申請で申請する方法
マイナンバーカードがあれば本人確認書類や健康保険証として使えたり、引っ越しする際の転出届をオンラインで提出できたりします。また、今後、運転免許証との一体化が予定されているほか、各種の民間のオンライン取引等に利用できるようになるなど、使い道が広がり、ますます便利になっていきます。
マイナンバーカードを取得された方はぜひ、安くて便利なコンビニ交付をご利用ください。
松本 憲道
1970年(昭和45年)生まれ。高槻市民。2021年(令和3年)4月から現職。