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現在、日本の平均寿命は男女ともに80歳を超え徐々に長くなっています。この長い人生をいかに充実感あふれる日々にしていくか、そのヒントに愛のホルモン「オキシトシン」をご紹介します。
オキシトシンは、充実感や安心感を得られるホルモンです。人と交流し関係が生じたときに分泌されます。その効果は様々で、心と体、脳の健康にも関わってきています。
愛のホルモン | 「愛され感」「癒され感」「安らぎ」愛情の強化、グループでの協調行動 | |
身体の健康 | リラックス効果、痛みの緩和、心疾患のリスクの減少、免疫力アップ | |
心の健康 | ストレス解消効果、不安の減少、リラックス効果 | |
脳の活性化 | 記憶力向上、学習能力の向上 |
ただ、年齢とともに積極的に人とつながりを得ることが難しくなり、新たな関係を作ることをおっくうに感じるかもしれません。次のことから試してみましょう。
人のつながりのきっかけは人それぞれです。次の例を参考に自分に合った方法でチャレンジしてみてください。
もし、ジムなどに通っているなら、よく顔を合わす人にあいさつすることから始めてみましょう。仲間のような連帯感がうまれ、ジム友達ができるかもしれません。
カフェや飲食店など、人の集まる場所に行ってみるのもおすすめです。カウンターなどに座っていると通ううちに相手から話しかけてくれるかもしれません。
たかつきDAYSで紹介している講座や教室に参加すると、同じ趣味や興味を持つ仲間に出会えます。
町内会の清掃活動やイベントに参加しましょう。近所の人と顔見知りになる良い機会です。
1 スキンシップ(家族との交流、握手、マッサージ)
2 友情・仲間(会話・コミュニケーション、コミュニティとの関わり)
3 親切・他者貢献・ボランティア
4 ペットとの交流