本文
11日、宮内庁式部職楽部首席楽長の多忠輝(おおの ただあき)さんが市役所を訪問し、9月28日(土曜日)に高槻城公園芸術文化劇場で開催される雅楽公演「宮中の雅」への意気込みを濱田市長に語りました。
今回の公演は、市域東部の淀川河川敷に広がる「鵜殿のヨシ原」で育つヨシが、大形で太く弾力性があって雅楽で主旋律を奏でる管楽器・篳篥(ひちりき)の蘆舌(ろぜつ)(吹口部分(リード))に最適であるとされ、宮内庁に長年納められていた縁から実現。この日、市役所を訪れた多さんは、「雅楽と深い関わりがある高槻市で演奏できるのは雅楽奏者にとって大変名誉なこと。日本が誇る文化である雅楽に親しんでもらえる機会になればうれしいです」と公演への意気込みを語り、濱田市長は「公演を本市におまねきできることを嬉しく思います。楽しみにしています」と話しました。