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来る11月17日、翌月のグランドオープンを前に、新関西将棋会館の開館記念式典が行われます。高槻市への移転決定から早や3年、いよいよこの時を迎えることとなり、日一日と期待の高まりを感じています。
この日は、日本将棋連盟が定める「将棋の日」で、これは江戸時代、将軍の御前で対局する「御城将棋」と呼ばれる年中行事が、旧暦の11月17日に行われていたことに由来しています。
この記念すべき日に、将棋の西の聖地と言える同会館が本市に移転開館することは、今後、「将棋のまち高槻」に語り継がれる、歴史的な出来事になるものと確信しています。
本市としても、前日の16日には3回目となる「高槻将棋まつり」を開催するほか、同日にかけて、最寄り駅であるJR高槻駅のホームや周辺の通路、郵便ポスト、マンホール蓋などに、各方面のご協力をいただきながら将棋のデザインを登場させるなど、この機運をさらに盛り上げる取り組みを進めています。
また、同日には、先の9月議会で可決をいただいた全国初の「将棋のまち推進条例」も施行日を迎えます。これを機に、同連盟との連携の下、より一層将棋文化の振興、街のにぎわい創出に取り組んでまいりますので、皆さまのご理解ご協力をお願いします。
濱田剛史