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令和6年度第1回高槻市保健医療審議会
令和6年8月29日(木曜日) 14時00分から14時26分
高槻市役所 本館3階 第2委員会室
可
1名
湯峯 佳代子、玉置 淳子、高鳥毛 敏雄、杉原 康子、中田 大河、保田 浩、稲田 泰之、山本 浩、三宅 良宏、古前 美紀夫、𠮷里 泰雄、金丸 恒雄、佐藤 健二、河野 公一、川端 正詳、森田 真子
(1)副会長の選任について
(2)「健康たかつき21」の取組状況について
(3)「高槻市国民健康保険第2期データヘルス計画」のの取組状況について
(4)その他
・「高槻市感染症予防計画」策定報告
・「第2次高槻市自殺対策計画」策定報告
<資料1>「第3次・健康たかつき21」に係る行政の取組状況(令和5年度実績及び評価) (PDF:397KB)
<資料2>「第4次・健康たかつき21」 に係る行政の取組状況 (令和6年度予定)(PDF:384KB)
<資料3>健康たかつき21ネットワーク団体取組状況(令和5年度実績・令和6年度予定) (PDF:475KB)
<資料4>「高槻市国民健康保険第2期データヘルス計画」の取組状況について (PDF:101KB)
事前に提出いただいたご意見・ご質問等に対する回答 (PDF:376KB)
(報告)
第2次高槻市自殺対策計画(概要版) (PDF:2.18MB)
(事務局)
ただ今から、令和6年度第1回高槻市保健医療審議会を開催いたします。
委員の皆様方におかれましては、大変お忙しい中、ご参集を賜りまして、誠にありがとうございます。
私は、高槻市保健所次長の馬場と申します。議事に入るまでの間、事務局で進行をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
まず、審議会の定足数についてご報告申し上げます。
本審議会の委員数は17名でございますが、現在16名のご出席を頂いており、委員数の過半数に達しておりますので、本審議会は成立しておりますことをご報告申し上げます。
続きまして、新たに就任いただきました委員の方のご紹介をさせていただきます。
高槻市議会議員の湯峯委員でございます。
平安女学院大学の杉原委員でございます。
高槻市立小学校長会の中田委員でございます。
高槻市薬剤師会の三宅委員でございます。
高槻市シニアクラブ連合会の大徳委員でございます。
なお、本日は生野委員から、事務局に欠席のご連絡をいただいております。
(事務局)
「出席委員の紹介、事務局職員の紹介」
(事務局)
続きまして、資料の確認をさせていただきます。
「資料確認」
資料に不備等はございませんでしょうか。不備がなければ、次に移らせていただきたいと思います。
(事務局)
なお、審議にあたりまして、各委員ご発言の際には、お席のマイク右下にございますボタンをオンにしていただきご発言をいただきますようよろしくお願いいたします。また、ご発言が終わりましたら、ボタンをオフにしていただきますようお願いします。
(事務局)
それでは、以後の進行は保田会長にお任せいたします。
保田会長よろしくお願いいたします。
(会長)
会長の保田でございます。会議が円滑に進むよう努めてまいりたいと考えております。委員の皆様方におかれましては、それぞれの立場から活発なご意見をいただきますよう、最後までご協力の程よろしくお願いいたします。
それでは、傍聴希望者の状況について、事務局から報告をお願いします。
(事務局)
現在1名の方が傍聴を希望されております。
(会長)
それでは、「高槻市保健医療審議会の会議の公開に関する要綱」に基づき傍聴を認めます。入室してください。
<傍聴者入場し、傍聴席へ>
(会長)
それでは、次第に沿いまして、審議会を進めてまいります。議題(1)の「副会長の選任について」でございます。事務局から説明をお願いします。
(事務局)
前年度副会長を務めておられました副会長2名のうち高槻市薬剤師会の石田委員が辞任されましたので、新たに選出するものです。高槻市保健医療審議会規則第2条第1項の規定により、会長及び副会長につきましては委員の互選によって選出することとされております。
皆様、ご推薦はございませんでしょうか。
特にご推薦がないようでしたら、事務局から提案をさせていただきたく存じますがよろしいでしょうか。
<異議なし>
ご異議が無いようですので、ご提案をさせていただきます。副会長には高槻市薬剤師会の三宅委員にお願いしたいと存じますが、いかがでしょうか。
ご異議等がなければ、拍手をもって選任の確認とさせていただきたいと存じます。
<拍手>
ありがとうございます。皆様の互選により、三宅委員が副会長に選出されました。
それでは、三宅副会長、恐れ入りますが、正面の副会長席へお移りください。
(会長)
それでは、次第に沿いまして、議題(2)「健康たかつき21」の取組状況について、進ませていただきます。事務局から説明をお願いします
(事務局)
議題(2)<資料1から3>について説明。
議題(2)<資料1から3>の各資料の事前質問の回答について説明。
(会長)
ただいまの説明についてご意見ご質問等ありませんでしょうか。
特にご質問がないようですので、それでは、議題(3)高槻市国民健康保険第2期データヘルス計画の取り組み状況について進ませていただきます。事務局から説明をお願いします。
(事務局)
議題(3)<資料4>について説明
(会長)
ただ今の説明について、ご意見・ご質問等はありませんでしょうか。
(委員)
この表にあるがん検診の受診率の分母は、国保加入者ではなく市民でしょうか。
(事務局)
こちらに掲載しているがん検診の受診率につきましては、高槻市民の対象者全員が分母となっております。
(委員)
データヘルス計画の中では、がん検診について計画に位置付けられているのでしょうか。
(事務局)
はい。がん検診の受診率は、データヘルス計画に含まれています。一般に向けて公表している受診率は、分母を市民の対象者全員で算出しておりますので、この報告におきましても、同じ数値を用いさせていただいているところです。
(委員)
国保加入者のがん検診受診率は、出せないのでしょうか。
(事務局)
算出しております。
なお、第2期まではがん検診についてデータヘルス計画で取り扱っていましたが、本市においては、次の新しい第3期のデータヘルス計画ではがん検診は対象外としておりまして、がん検診については健康たかつき21の方で進捗管理を行うと整理をしております。
(委員)
ありがとうございます。
国保の方を分母とした場合と、一般市民を分母とした場合で、がん検診の受診率に差はありますか。
(事務局)
差はございまして、国保の方が受診率は高く出ております。資料が手元になく、具体的な数値はお答えできませんが、数ポイント程度高く出ている状況です。
(委員)
ありがとうございます。
(会長)
社会保険加入の方は、会社でがん検診を受けている場合があるけれど、国保の方は市のがん検診しか受ける機会がない。つまり、国保の方の受診率の方が、市民全員の受診率より高くなるのは当たり前という事ですね。
社会保険の加入者も含めた対象者全員の数値なので受診率が低く感じますね。
(会長)
他にご意見、ご質問等はございませんでしょうか。
(事務局)
先ほど委員からご質問のあった、国保加入者のがん検診の受診率について、資料が準備できましたので、報告させていただきます。
令和5年度の実績です。国保加入者に限りますと、胃がん検診受診率は男性13.6%、女性は12.1%です。同様に、大腸がん検診受診率は、男性16.2%、女性で21.8%でした。肺がん検診受診率は、男性22.9%、女性28.8%、子宮頸がん検診受診率は21.5%、乳がん検診受診率は17.6%となっております。概ね国保加入者の方が、やはり受診率は高くなるという傾向が出ております。
(会長)
ありがとうございます。許容できる受診率ですね。
(会長)
他にご意見、ご質問等はございませんでしょうか。
それでは、特にほかにご質問がないようですので、議題(4)の「その他」に進ませていただきます。
・「高槻市感染症予防計画」策定報告について
・「第2次高槻市自殺対策計画」策定報告について
事務局から説明をお願いします。事務局から説明をお願いします。
(事務局)
議題(4)「高槻市感染症予防計画」、「第2次高槻市自殺対策計画」の策定について報告
(会長)
ただ今の説明について、ご意見・ご質問等はありませんでしょうか。
(会長)
自殺に関する数値は、死因がはっきりしてない方は、省かれているということですか。死亡のときに、よく分からない場合には省かれているのですか。
(事務局)
統計上、報告があった数になります。
(会長)
それは誰が自殺と決めるのですか。
(事務局)
自殺者数は、警察庁の自殺統計から計上しております。
(事務局)
非常に複雑なのですが、自殺の場合、警察庁の数値は、警察が現場に行き自殺と判断された数であり、一方で厚生労働省の数値は、人口動態統計に基づいて、死亡届に原因として自殺と記載された数と2つありまして、多少数値に乖離があるという現状がございます。
第2次高槻市自殺対策計画でも、例えば、6ページの自殺死亡率は、厚生労働省の数値に基づいて算出したものでございます。
警察庁は、死亡した場所で計上するため、少し複雑になります。
(会長)
あくまでも住民票のある人ということですか。
(事務局)
厚生労働省の人口動態統計はそうです。
警察庁は、死亡現場での統計のため、例えば他府県で自殺されると、その県の数字として、計上されますので、高槻市の自殺死亡率を見るときには、厚生労働省の数値に基づいて、モニターを続けております。
ただ一方で厚生労働省の数値ですと、死亡の原因などが一切分かりません。警察庁の数値ですと、例えば病気が原因とか、経済問題が原因とか、そういうのが出てきますので、我々としても不本意ながらの両方の数値を見ながら、適宜使い分けをせざるをえない状況がございます。
(会長)
はい、了解しました。
これに関して、ご質問等はありますでしょうか。
(委員)
確認ですが、この高槻市の感染症予防計画の中に、保健所の健康危機対処計画も含んで作られているという理解でよろしいでしょうか。
(事務局)
感染症予防計画につきましては、保健所設置市が策定しておりますが、健康危機対処計画は別に保健所として作成しております。
(委員)
はい。この計画とは別に保健所の健康危機対処計画は作られているということですね。
(会長)
感染症予防計画は、今回初めて作られた計画ですよね。
(事務局)
はい。感染症予防計画については中核市で作るのは今回が初めてになります。
従来法律に基づいて都道府県が作成する計画としてありましたが、新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえて、新型コロナウイルス感染症への対策の内容を含めた計画を作り直しなさいという話になりました。その時に、厚生労働省が、都道府県だけでなくて保健所設置市も作りなさいということになりました。
ただ一方で、都道府県の計画と調和させないといけないということで、高槻市の審議会に諮るのではなく、大阪府が設置する感染症対策部会に、この計画についても、大阪府の計画と一緒に諮るということになっております。
(会長)
高槻市だけが何かの感染症が流行って、この計画が発揮される場面が出てくるのですかね。
新型コロナウイルス感染症のような場合は、国や大阪府から言われて、高槻市だけの独自のことは何もできないようなことになるのではないですか。
(事務局)
実は10年ほど前に作成しました新型インフルエンザ等対策行動計画は、まだ自治体の独自性を発揮できることがありましたので、我々もかなり大阪府の計画とは、切り口の違うものを作りました。今回は、大阪府が独自にホテル療養などを書き加えており、そのあたりは計画に取り入れていますが、基本的には国からこういう形で作成しなさいという内容を指示されておりますので、高槻市独自のものは、非常に少ない計画となっております。
予測の数字も基本的には大阪府全体でまとめたものを、高槻市分はこれぐらいの数字になりますよねという、そのような数値目標になっております。
(会長)
はい。了解しました。
(会長)
他にご意見、ご質問等はございませんでしょうか。
特に質問がないようですので、本日、各委員からいただきましたご意見の処理につきましては、会長の私にご一任いただいてもよろしいでしょうか。
<異議なしの声>
それでは、事務局と調整しながら、必要な対応をさせていただきます。それでは事務局に進行をお返しします。
(事務局)
ありがとうございました。現時点では、次回の審議会の開催は予定しておりませんが、開催の折には、改めてご連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。
本日は、貴重なご意見、ありがとうございました。
それでは、これをもちまして、令和6年度第1回高槻市保健医療審議会を閉会いたします。委員の皆様、ありがとうございました。
以上