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高槻市指定管理者選定委員会
令和7年10月9日(木曜日) 午後2時00分から午後3時00分まで
高槻市役所本館3階 第2委員会室
総合戦略部 みらい創生室
非公開
(1)指定管理者の選定評価について
(2)指定管理者候補者の選定について
(3)その他
資料1 指定管理者選定施設一覧・指定管理者の選定評価について (PDF:121KB)
資料2-1 高槻島本夜間休日応急診療所 (PDF:210KB)
資料2-2 高槻市立口腔保健センター (PDF:207KB)
資料2-3 (仮称)地域共生ステーション (PDF:213KB)
【委員長】
(あいさつ)
【委員長】
それでは、次第2 議題(1)の「指定管理者の選定評価について」事務局から説明願います。
< 説 明 >
【委員長】
続きまして、議題(2)「指定管理者候補者の選定について」です。
先ほど事務局から説明のありましたとおり、高槻島本夜間休日応急診療所、高槻市立口腔保健センター、(仮称)地域共生ステーションに関するご審議をお願いいたします。
今回の審議結果につきましては、市長へ答申をいたしまして、12月の市議会に上程し、議決をいただくこととしております。
それでは、「高槻島本夜間休日応急診療所」について審議を行います。
< 説 明 >
【委員長】
只今、説明のありました内容につきまして、委員の皆様からご質問・ご意見をお願いいたします。
【委員】
正味財産増減計算書にある医師給与が令和3年度以降減少しているようですが、医師の数が減少しているのでしょうか。
【健康福祉部幹事会】
当該法人は、令和4年度の途中まで救命救急センターという別の施設を運営しており、その医師の給与も含んでいました。現在は応急診療所単体で施設運営するようになったことで、その分医師の給与が減少しています。
【副委員長】
選定評価表の項目3(3)「団体運営における法令の遵守」の評価が、前回5点から今回4点になっています。理由として、マニュアル等を策定して適切に運営しているとありますが、適切に運営しているのにも関わらず、なぜ評価が下がるのでしょうか。
【健康福祉部幹事会】
これまでは5点の評価としていたのですが、法令を遵守できていたら3点、それに加えてマニュアルがあるなど、プラスアルファの取組があれば、加点するように評価の基準を見直しました。その結果、取組に変更はありませんが4点といたしました。
【副委員長】
4点を3点に下げた、3点を4点に上げた項目は、理由を示していただければと思います。
また、収支計画書において、診療報酬の内訳が「患者数28,500人×単価16,380円」とありますが、この単価はどのように算出しているのですか。
【健康福祉部幹事会】
令和6年度の診療報酬の収入全体を患者数で割った平均の額です。院外処方ではないので、薬代も含まれます。検査費用や深夜加算等もあわせて、この金額となっています。
【副委員長】
患者数2万8,500人というのは、令和8年度から12年度までは、1年あたりこのぐらいの人数が見込めるということですか。
【健康福祉部幹事会】
そうです。昨年度の患者数が2万8,500人で、その前年度が約3万人でした。感染症の流行具合などで患者数が大きく左右されますが、平均の患者数はこの程度であると考えております。
【委員】
収支計画書では収入額と支出額が見合っているのですが、正味財産増減計算書にある補助金収入は施設の建て替えによるものですか。
【健康福祉部幹事会】
新型コロナウイルス対応にかかる補助金です。
【委員】
財務諸表の中には施設設備関係も含んでいるのでしょうか。
【健康福祉部幹事会】
令和3年度は救命救急センターの建物も含んでいますが、令和4年7月からは応急診療所単体で施設運営をしており、財務諸表に反映されています。令和4年度の貸借対照表については、2つの建物の数字が記載されています。令和5年度は、応急診療所のみの数字となっています。
【副委員長】
応急診療所が移転したのはいつでしたか。
【健康福祉部幹事会】
令和5年4月です。
【委員】
指定管理料は消費税を含んでいると思いますが、法人が消費税を申告されているか確認されるのでしょうか。
【健康福祉部幹事会】
納税証明の提出を受けており、各時期の中間払いと最終の精算払いの支払日及び金額を確認しております。
【委員長】
それでは事務局の提案に対しまして、本委員会として、「公益財団法人 大阪府三島救急医療センター」を指定管理者の候補者として適切と認め、また、指定期間は、「令和8年4月1日から令和13年3月31日まで」に決定し、市長に答申してまいりたいと考えますがご異議ございませんか。
< 異議なし >
【委員長】
それでは、そのように答申することといたします。
続きまして、「高槻市立口腔保健センター」について審議を行います。
< 説 明 >
【委員長】
只今、説明のありました内容につきまして、委員の皆様からご質問・ご意見をお願いいたします。
【委員】
正味財産増減計算書で、指定管理料はどの科目に記載されているのでしょうか。
【健康福祉部幹事会】
事業収益の「障害者歯科診療」となります。
【委員】
特別会計は市の特別会計ですか。
【健康福祉部幹事会】
歯科医師会の特別会計です。
【委員】
収支計画書の人件費で、指定管理者責任報酬が1名で年間120万円とありますが、管理責任者に月々10万円を上乗せするということですか。また、事務員賃金が3名分で390万円とありますが、月10万円程度で扶養の範囲内で働かれるということでしょうか。
【健康福祉部幹事会】
そうです。
【副委員長】
価格評価・サービス水準等評価ともに、夜間休日応急診療所と点数が同じです。前回から2項目の評価を上げ、2項目の評価を下げるのも同じですが、何かあるでしょうか。
【健康福祉部幹事会】
点数の付け方の見直しを行った結果、同様の評価となったものです。
【委員長】
それでは事務局の提案に対しまして、本委員会として、「一般社団法人 高槻市歯科医師会」を指定管理者の候補者として適切と認め、また、指定期間は、「令和8年4月1日から令和13年3月31日まで」に決定し、市長に答申してまいりたいと考えますがご異議ございませんか。
< 異議なし >
【委員長】
それでは、そのように答申することといたします。
続きまして、「(仮称)地域共生ステーション」について審議を行います。
< 説 明 >
【委員長】
只今、説明のありました内容につきまして、委員の皆様からご質問・ご意見をお願いいたします。
【副委員長】
サービス水準等評価で、5点満点中5点の項目が3つあります。未知数な面もあり、まだ運営が始まっていない点はあると思いますが、100点満点中80点の評価は少し低いように思います。
【健康福祉部幹事会】
「普通」の評価とした理由ですが、「類似施設の運営実績」につきましては、今回の施設が全国にあまり類型がなく、現段階でどう評価すべきかということから、「普通」としました。
「効率的運営及び効率化への取組」につきましても、市民の力を使ってできるだけ多くの楽しいことを実施すると同時に、今までになかった新しい市民の関係を作っていくという点で、効率性にあまり着目した事業計画になっていないことから、「普通」としました。
「職員の研修」につきましては、事業者からの提案そのものが少なかったことから、「普通」としました。
【副委員長】
3項目を5点満点としていますが、1(1)「団体の理念、姿勢及び社会的責任」の項目は、満点はあるとは思いますが、2(3)「指定への意欲及び熱意」と3(2)「団体運営の公平性及び透明性」の項目はどうなのでしょうか。
【健康福祉部幹事会】
1(1)「団体の理念、姿勢及び社会的責任」については、インクルーシブな社会を作っていこうという企業の社会的責任を意識しており、積極的に応募されたことを評価しています。
2(3)「指定への意欲及び熱意」については、応募者は、インクルーシブという言葉の勉強から始めようと各企業間で勉強会をされて、その結果、こういうことを社会に対してやりたい、ぜひこの仕事をしたいという気持ちからチーム組成が出来上がってきたというエピソードもあり、満点の評価としています。
3(2)「団体運営の公平性及び透明性」については、いずれの企業も大企業であり、公共施設についてかなりの運営実績があります。グループ内のある会社は、学童保育事業などを関東中心に受託されていて、この10年間で1,000件以上の公的施設の運営実績があります。このようなことから、満点の評価としています。
【委員】
これは先々のことですが、地域包括ケアと繋がっていければという希望をもっています。利用者の方の施設へのアクセスについても、インクルーシブにしていただきたい。高槻市は淀川から山間部まで広く、車いすの方や目の不自由な方、子ども連れの方が行ってみようと思えるようなアクセスの手段によって、参加される方や人数に大きく影響します。事業者だけではなく市も何らかの対応が必要かと思いますので、アクセス面にも配慮をしていただきたいと思います。
【委員】
収支計画書に「SPC経費」とありますが、どのような経費なのでしょうか。
【健康福祉部幹事会】
今回の運営会社は10社の共同企業体ですが、共同企業体でひとつの会社を作っていただきます。事務所経費、事業所税や法人税などの税金がSPC経費となります。また、一定のリスクに対する経費についても、SPC経費に含んでおります。
【委員】
消費税額が多いように思うのですが、これはなぜでしょうか。
【健康福祉部幹事会】
事業者に確認いたします。
【委員長】
それでは事務局の提案に対しまして、本委員会として、「NECキャピタルソリューショングループの設立する特別目的会社(SPC)」を指定管理者の候補者として適切と認めることとします。
また、指定期間につきましては、本年1月の令和6年度第4回選定委員会にて審議を行い、「指定管理業務開始日から令和21年3月31日まで」との答申を行ったところですが、本日の部幹事会からの説明を受け、あらためて、指定期間を「令和11年4月1日から令和21年3月31日まで」に決定し、市長に答申してまいりたいと考えますがご異議ございませんか。
< 異議なし >
【委員長】
それでは、そのように答申することといたします。
以上で、「議題(2) 指定管理者 候補者の選定について」に関する審議を終了いたします。
なお、今回の審議結果を踏まえての、市長への答申の作成につきましては、委員長に一任いただけますでしょうか。
< 異議なし >
【委員長】
ありがとうございます。それでは、そのように取り扱わせていただきます。
【委員長】
それでは、議題3「その他」に移ります。事務局から、何かありますか。
【事務局】
< 説 明 >
【委員長】
(あいさつ)