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日本人の平均寿命は年々延びていますが、いつまでも元気に過ごしたいと、誰もが願うことでしょう。
そのポイントは「フレイル予防」ということはご存知でしょうか。
フレイルとは、筋力や気力が低下し、要介護の一歩手前の状態をいいます。
「年だから仕方ない」と放っておくと、転倒による骨折・認知機能低下など、様々な支障が出るおそれがあります。
フレイルの原因は大きく4つ(下図参照)。
この原因に、いち早く気づき対処すれば、健康な状態に戻ることも可能です。
このうち「低栄養」を解決するには「たんぱく質をしっかりとる」ことです。
体の材料となる栄養素「たんぱく質」は、年齢とともに筋肉に合成されにくくなります。
たんぱく質を含む代表的な食材である、肉・魚・卵・乳製品・大豆製品を、積極的に食べていきたいものです。
そこで、たんぱく質を毎日続けてとるキーワードは「もてたん」です。
「もてたん」とは「もっと 手軽に たんぱく質」の頭文字から作った言葉です。
たとえば、「もてたん焼き」は、豚肉・はんぺん・卵・おからパウダー・チーズなど、様々な材料からたんぱく質がとれて、簡単に作れます。
「もてたん焼き」のレシピは市ホームページでもみることができます。
他にも、長寿介護課では手軽にたんぱく質がとれる簡単なレシピも紹介しています。
ぜひご覧ください。
記事作成:長寿介護課(072-674-7166)