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それフィッシング詐欺です!ニセの「お知らせメール」にご注意
クレジットカードの不正利用被害が急増しています。被害を防止するためには、クレジットカードを使う方一人一人の注意と対策が重要です。
事例
【事例1】
SMSに宅配業者から再配達の通知があった。リンクをクリックし、表示された画面に住所、氏名、電話番号、クレジットカード情報を入力した。送信してすぐに「フィッシング詐欺だったのでは?」と思いカード会社に連絡。カードの停止とパスワードの変更を行った。利用履歴を見ると、すでに6万円不正利用されていた。
【事例2】
いつも使っているスーパーのクレジットカード会社からメールが届いた。手続きが必要とあったので、リンク先でカード情報等を入力した。
しばらくして、利用履歴を見ると身に覚えのない決済が上がっていた。あわてて、カード会社に連絡しカードの停止と再発行をお願いした。フィッシング詐欺にあったようで、カード会社からは不正利用分の調査をするが、いったん引き落としをすると言われた。20万円もあり支払うことができない。
アドバイス
独立行政法人国民生活センター「そのメール、フィッシング詐欺!」より<外部リンク>
日頃利用している事業者や公的機関などからのSMSやメールを見るときでも、
まずフィッシング詐欺を疑い、
記載されているリンクにはアクセスせず、以下の点を心がけましょう
- 事前にブックマークした正規のサイトや、正規のアプリからアクセスする。
- 事前のブックマークがない場合や、少しでも不安に思う点があれば、事業者等の正規のサイトでフィッシング詐欺に関する情報がないか確認する。
- もしメールのリンク先にアクセスしても、安易にクレジットカード番号を入力しない。
偽サイトに情報を入力してしまったら、すぐに以下の対応をしましょう
- 同じID・パスワード等を使い回しているサービスを含め、すぐに変更する。
- クレジットカード会社や金融機関などに連絡する。
日頃から対策をしておきましょう
- セキュリティソフトや携帯電話会社の対策サービス等を活用する。
- ID・パスワードの使い回しをしない。
- クレジットカードやキャリア決済、インターネットバンキングの利用明細はこまめに確認する。
- あわせて、利用限度額を確認し必要最低限の金額に設定する。
関連リンク
- 経済産業省
ご注意!クレジットカードの不正利用被害が急増しています<外部リンク> - 日本クレジットカード協会特設サイト
今すぐチェック!フィッシングを学んで防ぐ!(JCCA)<外部リンク>
少しでも不安に思ったら…すぐに相談を!
- 消費生活センター(電話:072-682-0999)へご相談ください。
- 消費者ホットライン「188(いやや!)」
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。