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本市の水道事業は、豊かな自然がもたらす地下水や河川の表流水を利用した安全で安心な水を、35万人を超える市民や事業者の皆様にお届けしています。
しかし、近年は、人口減少社会の到来に加え、節水機器の普及や節水意識の定着も相まって、給水量はピーク時の8割程度まで減少し、給水収益は大きな影響を受けています。また、拡張期に急速に整備した水道施設の老朽化や、近年頻発化・激甚化の傾向にある自然災害に対応するため、建設投資需要が高まっているなど、経営環境は今後一層厳しくなると見込まれます。
こうした状況においても、経営基盤を強化し、将来にわたって事業運営を持続可能なものとするため、令和3年度から令和12年度を計画期間とする、新たな『高槻市水道事業基本計画』を策定しました。
本基本計画では、「安全・安心を 未来へつなぐ 高槻の水道」を基本理念として【安全】【強靭】【持続】の3つの観点に沿って掲げた将来像の実現を目指しています。