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高槻市水道部では、高槻市水道事業により市の区域内へ給水を行っており、水道普及率はほぼ100%となっています。
本市における最初の水道は、京阪電気鉄道株式会社(現在の阪急電鉄株式会社)が自社経営住宅地に給水する目的で、昭和4年6月15日に起工し、同年12月1日に完成したものです。
この水道は、その後昭和13年8月に簡易水道規則の適用を受け、また昭和15年11月には水道条例(昭和32年水道法の制定により廃止となる。)の適用を受けて私設水道としての認可を得ました。
本市の水道事業は、昭和18年4月9日に京阪電気鉄道株式会社から水道施設を無償譲渡されたのを機に、同年5月15日付けで事業認可を受け、同時に水道使用条例を制定し、供給開始に至りました。
昭和4年 | 1929年 | 創設 京阪電気鉄道(株)(現在の阪急電気鉄道(株))が経営する住宅地に供給する目的で私設水道を布設 |
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昭和18年 | 1943年 | 市制の施行と同時に、京阪電気鉄道(株)から水道施設の無償譲渡を受け、市営水道として供用開始 |
昭和24年 | 1949年 | 第1次拡張事業認可 第2次拡張事業認可 |
昭和30年 | 1955年 | 芝生簡易水道事業設置 第3次拡張事業認可 |
昭和31年 | 1956年 | 道才・西面簡易水道事業設置 |
昭和32年 | 1957年 | 三島江・梶原南簡易水道事業設置 |
昭和33年 | 1958年 | 柱本・萩谷簡易水道事業設置 |
昭和34年 | 1959年 | 第4次拡張事業認可 梶原南簡易水道事業を上水道に統合 |
昭和35年 | 1960年 | 唐崎簡易水道事業設置 |
昭和36年 | 1961年 | 地方公営企業法全部適用 水道事業管理者設置 府営水道から受水開始 |
昭和37年 | 1962年 | 第5次拡張事業認可 |
昭和38年 | 1963年 | 番田地区飲料水供給事業設置 |
昭和39年 | 1964年 | 府営水道村野浄水場系統から受水開始 |
昭和40年 | 1965年 | 杉生飲料水供給事業設置 高槻市島本町簡易水道事業設置 |
昭和41年 | 1966年 | 検針方法を隔月検針に切り替え 給水装置屋内修繕業務の業者委託 |
昭和42年 | 1967年 | 柱本・唐崎・西面・三島江・芝生・道才地区を上水道に統合 |
昭和43年 | 1968年 | 第6次拡張事業認可 |
昭和45年 | 1970年 | 給水人口20万人超える 水道料金の口座振替制度導入 |
昭和46年 | 1971年 | 樫田・二料簡易水道事業認可 |
昭和48年 | 1973年 | 樫田・二料簡易水道事業設置 番田地区上水道に統合 給水人口30万人を超える |
昭和49年 | 1974年 | 水道新庁舎(現庁舎)にて執務開始 |
昭和51年 | 1976年 | 第7次拡張事業認可 水道施設等整備事業着工 |
昭和52年 | 1977年 | 水道料金の2か月集金及び下水道使用料との徴収事務一元化を実施 |
昭和53年 | 1978年 | 水道法改正により受水槽の管理が法規制の対象となる |
昭和55年 | 1980年 | 有収率90%を超える 4か月検針実施 |
昭和57年 | 1982年 | 水道料金の集金制廃止 |
昭和58年 | 1983年 | 大冠浄水場エアレーション設備 |
昭和61年 | 1986年 | 第2次水道施設等整備事業計画 川久保地区簡易水道事業認可 |
昭和62年 | 1987年 | 第7次拡張事業一部変更認可 第3次水道施設等整備事業計画 川久保地区簡易水道事業完成 |
平成元年 | 1989年 | 市民PR施設「ウォータープラザ」オープン |
平成2年 | 1990年 | 電子計算機導入 |
平成3年 | 1991年 | 非常用ペットボトルを製造 |
平成5年 | 1993年 | 通水50周年 |
平成6年 | 1994年 | 異常渇水により渇水対策本部設置(琵琶湖水位最低マイナス123cm) 杉生地区飲料水供給施設廃止、樫田地区簡易水道に統合。 |
平成7年 | 1995年 | 阪神・淡路大震災により災害対策本部設置。応援給水や復旧工事応援を実施。 地下鉄サリン事件を機に水道全施設の施錠及び巡回を強化。 |
平成8年 | 1996年 | 耐震性緊急貯水槽設置(芝谷町中央公園・城跡公園) 第4次水道施設等整備事業計画 |
平成9年 | 1997年 | 高槻市と摂津市・茨木市との連絡管布設(災害応援体制) |
平成10年 | 1998年 | 規制緩和に伴う給水装置工事指定店制度スタート 高槻市水道サービス公社設立 2か月検針・2か月徴収へ切り替え |
平成12年 | 2000年 | 4・5階建ての直圧給水実施 |
平成13年 | 2001年 | 高槻市水道事業基本計画(平成13年度から平成22年度) 第5次水道施設等整備事業計画 10階建程度迄建物の直結増圧給水実施 水道部ホームページ開設 |
平成14年 | 2002年 | 五領浄水場浄水処理工程休止 |
平成15年 | 2003年 | 大冠浄水場集中監視制御システム更新 高槻市と島本町との連絡管布設(災害応援体制) 通水60周年 |
平成17年 | 2005年 | 水道サービス公社ホームページ開設 |
平成18年 | 2006年 | 第6次水道施設等整備事業計画 |
平成19年 | 2007年 | 第7次拡張事業2次変更認可 |
平成21年 | 2009年 | インターネットによる開栓・閉栓の手続き開始 |
平成22年 | 2010年 | 耐震性緊急貯水槽設置(古曽部防災公園) 大阪広域水道企業団設立 |
平成23年 | 2011年 | 東日本大震災により応急給水支援を実施 高槻市水道事業基本計画(平成23年度から令和2年度) 第7次水道施設等整備計画 |
平成24年 | 2012年 | 上水道事業(高槻市水道事業)と樫田地区簡易水道事業及び川久保地区簡易水道事業を統合 |
認可年月日 | 給水区域面積 | 主な事業 | |
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第1次拡張事業 | 昭和24年3月2日 | 0.28平方キロメートル | 取水井、取水ポンプ等 |
第2次拡張事業 | 昭和24年11月30日 | 1.37平方キロメートル | 浄水池の増設、ポンプ室・送水ポンプの増設 |
第3次拡張事業 | 昭和30年5月4日 | 8.60平方キロメートル | 天神山配水池新設 芥川水源地(現在の芥川受水場)新設 |
第4次拡張事業 | 昭和34年2月4日 | 17.53平方キロメートル | 岡本山配水池新設・府営水受水設備工事 |
第5次拡張事業 | 昭和37年12月15日 | 40.58平方キロメートル | 冠・清水・五領・芥川水源地の新設、梶原・日吉台配水池の新設、天神山・岡本町配水池の増設 |
第6次拡張事業 | 昭和43年3月4日 | 48.87平方キロメートル | 芥川・大冠・清水水源地の増設 |
第7次拡張事業 | 昭和51年9月9日 | 48.87平方キロメートル | 清水・五領水源地の拡張、芥川受水場の拡張、阿武山・阿武野・摂津峡配水池の新設、城山配水池の増設、摂津峡中継ポンプ場の新設、大冠浄水場の整備 |
第7次拡張事業 一部変更 (認可変更) |
昭和62年3月24日 | 50.91平方キロメートル | 大冠浄水場の整備、清水浄水場の浄水部門廃止、阿武野配水地の新設、奈佐原受水地・阿武山配水地・五領配水地の増設 |
第7次拡張事業 2次変更 (認可変更) |
平成19年3月30日 | 51.68平方キロメートル | 大冠浄水場18号井築造 |