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水道部では配水管の更新にあわせて、漏水などのリスクのある古いタイプの給水管を使用している使用者を対象に配水管から水道メーターまで(給水管、止水栓、メーターボックス)のリニューアルを行っています。
水道部では、安全な水道水をじゃ口までお届けするために、給水管などに使用する材料を定めていますが、現行基準(現行タイプ)より以前に使用していた材料を古いタイプとしています。
以下の条件に全てあてはまる使用者がリニューアルの対象となります。なお、使用者の費用負担はありません。
(1)配水管を更新する範囲から給水管が分岐している。
(2)古いタイプの給水管を使用している。
(3)口径25mm以下の水道メーターを使用している。
(4)使用者等が宅地内で掘削工事に了承している。
(1)~(3)の条件にあてはまる使用者は、配水管更新工事が始まりましたら、工事業者が(4)の条件となる宅地内の工事に関して了承して頂けるか確認します。なお、宅地内に石垣や樹木などがあり掘削工事ができない状態の使用者はリニューアルができない場合があります。
配水管の更新にあわせた給水管など工事方法として以下の2つがあります。
Aさんは、新しい配水管から枝分かれする給水管、止水栓、メーターボックスをリニューアルする工事となります。これにより、給水管などが新しくなるため、漏水などのリスクは減少します。
ただし、宅地内を掘削する必要があるため、メーターボックス周辺の見栄えが変わることとなります。
Bさんは、道路内で現在お使いの給水管と新しい給水管をつなぐ工事となりますので宅地内を掘削する必要はありません。止水栓が古いタイプの場合、現行タイプの止水栓に交換します。
コンクリートを掘削した部分の周辺は見栄えが変わります。
タイルは再利用もしくは同等品にて復旧を行いますが、タイルの色や配列などが変わる可能性があります。
古い止水栓はゴムの劣化等で効きが悪くなることがあります。また、古いメーターボックスの蓋は樹脂製のものがあり、車が乗ると割れてしまうことがありますので、リニューアルの際に新しい止水栓、メーターボックスに交換します。