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本市の水道管は今後20年間で法定耐用年数である40年を超えるものが急激に増加していく見通しです。
ただ、水道管の法定耐用年数は、実際に水道管が使用できなくなる年数ではないことから、実使用年数として、「更新基準年数」を設定することが国土交通省から推奨されています。
法定耐用年数ではなく、高槻市の過去の漏水履歴や埋設環境調査データから、更新基準年数を設定することで、老朽化した水道管を必要な費用を抑えながら計画的に更新しています。
高槻市では埋設環境の腐食性の度合いや腐食対策の有無に応じて更新基準年数を設定しています(()は腐食対策あり)。
〇腐食性の高い埋設環境 50年(70年)
〇一般的な埋設環境 60年(80年)
〇腐食性の低い埋設環境 80年(100年)
「高槻市水道事業基本計画」では、鋳鉄管路の更新率を1.0%に維持することを目標としています。
〇令和4年度 1.09%
〇令和5年度 0.99%