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高槻市水道部では、「水道事業基本計画」及び「経営効率化計画」に基づき、安全な水の供給に努めています。その取り組みの一つとして、「水道GLP」の認定を取得し、水道水の水質検査を行っています。
平成27年1月28日付で公益社団法人日本水道協会から優良水質検査機関として水道GLPの認定を取得しました。更新のための外部審査を受けて、令和5年7月に認定を更新しました。今後とも、水質検査の信頼性を確保するとともに検査技術の向上を図り、より一層精度の高い検査を実施し、皆様に水道水を安心してご利用いただけるよう取り組んでまいります。
水道GLPの認定は、水質検査機関として水道水質検査優良試験所規範(略称:水道GLP(Good Laboratory Practice))に適合していることを、日本水道協会が認定する制度です。この認定の取得は、本市浄水管理センターで構築した水質検査の品質管理システムと水質検査結果が認定基準に適合しており、検査技術や精度が良好であることを意味しています。
現地審査の様子
水道水質検査優良試験所規範(水道GLP)は、品質管理システムとしてはISO 9001 に準拠し、水質検査の実施に当たって必要な事項としてはISO17025 の一部を取り入れ、法令の要求事項を盛り込み、水質検査機関の実情を考慮したものとして構成されています。
構築した品質管理システムは、認定そのものがゴールではなく、効果的に運用し、維持・改善してゆく必要があります。そのため、定期的な精度管理、内部監査やマネジメントレビュー(システムの見直し)を実施し、より良い水質検査体制を目指します。