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私たちは、ひとり当たり1日どのくらいの水を使っているのか知っていますか?
お風呂で約80リットル、トイレで約50リットル、炊事に約40リットル、洗濯に約35リットル、洗面その他に約25リットルと、家庭内で約230リットルもの水を使っています。また家庭以外、学校や会社、飲食店や公園などで使われている水も約70リットル分あり、全てを合わせるとなんと約300リットルを使っていることになります(厚生労働省「いま知りたい水道-日本の水道を考える-」より)。
また、世界の中で水道の水をそのまま飲める国は、日本を含め、わずか11ヵ国*しかありません。日本は、水道の水質が良く、水道水がそのまま飲める数少ない国の一つです。蛇口をひねれば、いつでも安全でおいしい水が飲める・・・これは、“あたりまえ”のようで、実はとても恵まれていることなんです。
*出典:国土交通省「日本の水資源の現況」令和4年度版
蛇口から水が飲める“あたりまえ”を守るため、市内にはたくさんの水道施設が整備されており、“いつでも・どこでも”蛇口から安心・安全な水道水を提供できるよう24時間稼働しています。
水道水をつくる施設で、市内には3つの浄水場(大冠浄水場・樫田浄水場・川久保浄水場)があります。大冠浄水場は地下水から、樫田浄水場と川久保浄水場は川の水(出灰川と西水無瀬川)から水道水をつくっています。
高槻市では、全体の約70%の水道水を大阪広域水道企業団から購入しており、その水は枚方の村野浄水場から枚方水管橋を通り、市内に送られています。受水場は、この送られてくる水を受ける施設で、ここからさらに配水池に送ったり、ご家庭に直接送ったりしています。
浄水場でつくられた水や、受水場から送られた水を一時的に貯めておく施設です。一日の中でも、水が使われる量は時間によって違うため、その変動に合わせて調整しながらご家庭に水を送っています。常に一定の水が貯められているので、災害への備えにもなっています。
地下にはいろんな種類の水道管がたくさん埋まっています。
●導水管
水源の水を浄水場へ運ぶ管路
●受水管
大阪広域水道企業団の水道施設から受水場まで水道水を運ぶ管路
●送水管
浄水場や受水場から配水池まで水道水を運ぶ管路
●配水管
配水池から給水管まで水道水を運ぶ管路
●給水管
配水管からご家庭に引き込まれた管路
水道施設の詳細については、以下のページも是非ご覧ください。
<内部リンク>
・水道施設のご紹介
・水源から家庭に水道水が届くまで
・管路の耐震化に取り組んでいます
・老朽管の更に取り組んでいます
【閲覧用】(広報誌12月号 折込チラシ)水道をご利用のみなさまへ (PDF:3.88MB)
【印刷用】(広報誌12月号 折込チラシ)水道をご利用のみなさまへ (PDF:2.25MB)
水道事業は、税金ではなく みなさまからの“水道料金収入”で運営しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
・水道事業経営の「いま」 <内部リンク>
私たちの生活に欠かせない「水道水」
あたりまえに使える「水道水」
でも、あまり知られていない「水道水」・・・
いつも身近にある「水道水」のこと 今、みんなに知ってほしい ――
高槻の水道事業の概要をはじめ、漏水など困ったときの対処法や災害への備えなどお役立ち情報まで、幅広く紹介しています。水道部窓口をはじめ、図書館等公共施設に広く配架していますので、高槻市の水道について考えるきっかけとして、是非お手に取ってご覧ください。
令和6年1月に実施しました「水道に関する市民アンケート調査」の結果を公開しています。
アンケートにご協力頂きましたみなさま、誠にありがとうございました。
みなさまから頂きました貴重なご意見は、今後の水道事業運営に活かしていきます。
「令和5年度水道に関する市民アンケート調査」報告書 (PDF:2.37MB)